「6月0日 アイヒマンが処刑された日」のあらすじとネタバレ⁈ナチ戦犯の死刑の裏側を見せる人間ドラマ。

2023年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「6月0日
アイヒマンが
処刑された日」

(イスラエル・米合作)
2023年9月8日公開(105分)

ナチ戦犯の死刑の
裏側を見せる
人間ドラマ。

ナチス親衛隊中佐
として

ユダヤ人大量虐殺に
関与した

アドルフ
・アイヒマンは、

終戦後
ブエノスアイレスに

潜伏していた
ところを

イスラエル
諜報特務庁に
捕らえられ、

極秘に
イスラエルへ
移送される。

1961年12月に
有罪判決を
受ける。

処刑は
イスラエルの

「死刑を行使する
唯一の時間」の
定めに基づき、

62年5月31日から
6月1日の真夜中に

執行される
こととなった。

宗教的・文化的に
火葬の風習がない
イスラエルでは、

アイヒマンの
遺体を

焼却するため
秘密裏に

焼却炉の
建設が進められた。

その焼却炉を
作る工場の人々や、

そこで働く
13歳の少年

ダヴィッド、
アイヒマンを
担当した刑務官、

ホロコーストの
生存者である

警察官らの
姿を通し、

アイヒマン最期の
舞台裏を描き出す。。。。。

ユダヤ人600万人の
殺害を指揮した

アイヒマンの
映画は

「アイヒマン・ショー」
「アイヒマンを追え!」
などあるが、

本作は
捕まった後、

死刑と火葬に
関わった人々の

視点から描いた
異色作。

グウイネス
・パルトロウの

弟である
ジェイク
・パルトロウが、
脚本と監督。

重たい社会派作品
というよりは、

焼却炉を
作るのに

ひな形が
ないので
困ったり、

試しに羊を
焼いたら

骨に
ならなかったりと

軽いタッチの
シーンも多い。

国際法違反
してまで、

アルゼンチンから
イスラエルに

連れてきた
アイヒマンは
わき役で、

死刑や
火葬という

極秘プロジェクトを、

ごく普通の人々や
子供が関わった点が
面白い。

ただ、
ダヴィッドを

あれほど
可愛がっていた

工場主が
散骨終了後に、

簡単に解雇した
理由は
よく分からない。

最後に大人になった
ダヴィッドが
Wikipediaに、

自分の関わりが
載ってないことを

クレームした
そうだが、

後世に彼が
旧ナチに
狙われないよう、

工場主が
アイヒマン

処刑関係者として
名前を残さなかった
のかもしれない。

エピソードが
多くて、

つながりが
分かりにくい
点もあるが、

ユダヤ人
虐殺をした

本人が
イスラエルに

連れて行かれた
顛末を描く

興味深い
歴史作品として
見てもらいたい。

原題は
「June Zero」。

なお、
イスラエルでは、

この死刑が
最後の死刑で、

その後、
死刑は実行
されてないらしい。

歴史作品が
好きな方には、

お薦めします

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