映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「1秒先の彼」
2023年7月7日公開（119分）
台湾映画
「１秒先の彼女」を
日本で
リメイクした
ラブコメ。
郵便局の
窓口で働く
ハジメ(岡田将生)は
何をするにも
人より
ワンテンポ早く、
相手から
告白されても
「イケメンなのに
なんか残念」と
常にフラれて
しまうのだった。
ある日、
街中で路上
ミュージシャン
・桜子（福室莉音）の
歌声に惹(ひ)かれて
恋に落ち、
必死に
アプローチして
花火大会デートの
約束を取り付ける。
ところが
目覚めると、
なぜかデートの
翌日になっていた。
彼は失った
１日を探し
はじめる。。。。。
台湾版では
彼女が
郵便局員なので、
男女の設定を
入れ替えて、
コミカルな
イケメンを
岡田が演じる。
脚本の
クドカンは、
設定を
京都にして、
京都弁の
面白さを
詰め込んだ。
構成は
台湾版と
ほぼ同じで、
前半と後半を
それぞれの
視点で描くが、
日本版は
わき役である
桜子や妹夫婦の
キャラが主役の
ふたりより
濃すぎる
感じがした。
ミステリーであり、
コメデイ
・ファンタジーで、
かつ伏線回収も
きちんと
できており、
それなりに
楽しめるが、
オリジナル台湾版を
超える驚きは
なかった。
特に
オリジナル版では
海の中を
バスが走る
幻想的な
有名シーンがあり、
それを
天橋立を使って
再現してくれるかと
期待していたが、
それは無し。
清原香耶は
テンポの遅い
彼女をうまく
演じていたのは
幸いだが、
恋愛要素は
減っている
ように感じた。
監督は
「天然コケッコー」、
「もらとりあむタマ」
など
「ゆるい」映画が
撮れる山下敦弘。
麺類に
ミョウガを入れて
食べたい方、
京都の
好きな方には
お薦めする作品。
DJ役の
笑福亭笑瓶さんが
急逝しており、
遺作となったのは
残念。
他に
加藤雅也、
荒川良々らも
登場。
台湾版とも
是非比較して
見てみてください。
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