映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「拝啓、永田町」
2021年5月21日公開(101分)
医師が国政選挙に
出ることで
今の政治を
風刺したドラマ。
御殿場。
病院院長の峰山昇太郎
(山中アラタ)は映画
『選挙』を鑑賞した
ことをきっかけに、
2週間後に迫る
参院選出馬を
決意する。
あえなく惨敗するも
その健闘が
政権与党に見込まれ、
参院補選に
担ぎ出されて
見事当選。
秘書の坂上大輔
(西村直人)に
支えられながら
1年生議員として
奮闘する峰山だったが、
全国比例区への
くら替えなど、
さまざまな
試練に直面する。
一方、
坂上の娘・桃子が
校則を変えるため
立候補した
高校の生徒会長選を見て、
坂上は国政選挙を
めぐる理不尽さに
戸惑う。。。。。。
キャッチコピーの
「変わらない
、変えられない国」
というのを予告編で知り、
見たくなった。
わずか日本で
3館のみの上映。
誰も有名俳優は
出ていないし、
このバカな病院長の
ふるまいを見ていると、
コメデイと勘違い
してしまいそうだが、
日本の政治への
強烈な風刺を
こめた作品として
評価したい。
我々が知らない
選挙の不思議を、
解説しながら、
時に真面目に、
そしてコミカルに
描いてくれる。
さらに、
娘の高校の会長選挙
との対比もあって
面白い。
日本の政治は、
全く変化を求めないし、
今回のコロナのような
人災が発生しても、
ただ我慢する
日本人を鋭く
風刺した作品は
有権者だけでなく、
未来を支える
高校生以上の人に
見て頂きたいが、
3館だけでは、
ちょっと無理か。
政治に無関心なことは、
現政権には
とても都合よく、
未来を少しでも
変えたいなら、
今、政治を変えないと
いけないことが
よくわかる。また、
今の選挙では、
マニフェストでなく、
候補者の顔で
選ばれている現実なども
ユーモラスに語られる。
「新聞記者」は、
松坂桃李が出てて、
評価されたなら、
本作もひとりくらい
有名人を立ててくれれば、
もう少し多くの方が
注目してくれるはず。
悪くない視点の
映画なので、
本当に多くの方に
興味を持ってもらいたい。
筆者としては、
昨年のドキュメンタリー
「なぜ、君は総理大臣に
なれないのか」と
2本立てで
超お薦めしたい。
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