映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「夜明けのすべて」
2024年2月9日公開（119分）
瀬尾まいこの
小説を映画化した
良質の
人間ドラマ。
東京。
PMS
（月経前症候群）の
せいで月に1度
イライラを
抑えられなくなる
藤沢さん
（上白石萌音）は、
会社の同僚
・山添くん（松村北斗）の
ある行動が
きっかけで
怒りを
爆発させてしまう。
転職してきた
ばかりなのに
やる気がなさそうに
見える山添くん
だったが、
そんな彼もまた、
パニック障害を
抱え生きがいも
気力も失っていた。
職場の人たちの
理解に支えられ
ながら過ごす中で、
藤沢さんと
山添くんの間には、
恋人でも
友達でもない
同志のような
特別な感情が
芽生えはじめる。
やがて2人は、
自分の症状は
改善されなくても
相手を助けることは
できるのでは
ないかと
考えるようになる。。。。。
毎日、炭酸水を
飲むだけで
ブチ切れられた
山添君は、
パニック障害で
大手の会社を辞め、
小型プラネタリウムを
作る町工場
みたいな
小さな会社に。
全体に地味な
内容だが、
メッセージは
伝わる人に
優しい映画。
原作は
「そして、バトンは
渡された」の
瀬尾まいこ。
彼女自身にも
精神的に
大変な時期が
あったらしい。
そして、監督は
「ケイコ 目を澄ませて」
「君の鳥はうたえる」
などの
話題作が続く
三宅唱。
現代の
生きづらさを
現すが、
大手企業が
合わない人は、
中小に自分の
居場所が
あったりするもの。
共演は渋川清彦、
三石研、りょう、
丘みつ子ら。
ラストの
プラネタリウムの
シーンは、
感動の演出が
欲しかったが、
ややあっさり
してた。
ただ、多くの
星を見ていたら、
忘れられることも
たくさんあるはず。
原題は
「All the long nights」。
長い夜の後に来る
「夜明け」の
素晴らしさを
描いた作品は、
「カムカム
エブリバディ」の
ファンだけでなく、
生きづらさを
感じる
すべての方に
見て頂きたい。
ベルリン映画祭出品作。
お薦めです。
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