「スケアクロウ」のあらすじとネタバレ⁈変な男の友情を描くロードムービーの傑作。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「スケアクロウ」

午前10時の映画祭
1973年9月22日公開(112分)

変な男の
友情を描く

ロードムービーの
傑作。

南カリフォルニアの
人里離れた

路上で出会った
短気な男マックス
ジーン・ハックマン)と

陽気な青年
ライオン
アル・パチーノ)。

6年の
刑期を終えて

出所したばかりの
マックスは

洗車店を
始めるべく
ピッツバーグへ、

 

5年間の
船乗り生活を
終えたライオンは

一度も
会ったことのない

我が子に
会うため

デトロイトを
目指していた。

正反対な性格の
2人は出会って
すぐに意気投合し、

一緒に行動
することになるが。。。。。

70年代の
一番好きな俳優は
誰かと聞かれれば、

「ポセイドン
・アドベンチャー」
(72年)の牧師である
ジーン・ハックマン

彼のその翌年の
作品だけに、

劇場に行き、
忘れられない作品
となった。

あれから
50年経って再見。

劇場には多くの
観客がおり、
嬉しい限り。

6年ムショに
入っても

懲りない
厚着の大男と、

笑いの
必要性を説く
小柄な男が、

洗車店を
開くために、

カリフォルニアから
デンバー、

デトロイトを経て
ピッツバーグ
まで向かう。

そのほとんどを
ヒッチハイクと
列車のタダ乗り(?)し、
意気投合していく。

「スケアクロウ」
=案山子は、

カラス(Crow)を
怖がらせる(Scare)
のではなく、

カラスを
笑わせているから、

その畑は
いたずらされないのだと。

そして、
将来のお店の

名前も「スケアクロウ」
にすることに
決めたが、

子供が死んだと
告げられた

ライオンは
錯乱してしまう。

ゲイでない、
二人のやりとりは
軽妙で、

コメデイにも
見えるが、

ラストの
バッドエンドは

やはり
アメリカン
・ニューシネマと

呼ばれた作品群に
分類されている。

ヒーローは
存在せず、

しかし見る人を
共感させる。

監督は、
本作以外

目立った
作品の無い
シェリー・シャッツバーグ。

70年代の
ヒリヒリした感じと、

それでも
夢を求める

彼らの旅を
見たい方には
お薦めする作品。

カンヌ映画祭では
最高賞パルムドール受賞。
何度見ても面白い。

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