映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀`*)
「2度目のはなればなれ」
(英国)
2024年10月11日公開(96分)
名優
マイケル・ケインの
引退作は超お薦め!
2014年、夏。
イギリス、
ブライトンの
老人ホームで
暮らす老夫婦
バーナード
(バーニー
:マイケル・ケイン)と
レネ(グレンダ
・ジャクソン)は、
互いに
寄り添い
ながら
人生最期の
日々を
過ごしていた。
ある日、
バーナードは
フランスの
ノルマンディーへ
向かって
ひとり旅立つが、
彼が行方不明
だという
警察のSNS投稿を
きっかけに、
世界中で大きな
ニュースと
なってしまう。
バーナードと
レネが離ればなれ
になるのは、
今回が人生で
2度目だった。
決して離れないと
誓っていた
バーナードが
レネを置いて
旅に出たのには、
ある理由が
あった。。。。。
90歳になる
元海兵隊員が、
こっそりと
フランスに
行ったことで、
老人ホームは
パニックとなる
前半は、
かなりの
コメディ調。
それで英語題名は
「The Great Escaper
(大いなる脱走者)」
となり、
新聞一面の
タイトルに
なってしまう。
しかし、
70年も連れ添った
理想のような
夫婦にも
知らない過去があり、
その問題を
解決するため、
D-Day70周年の
記念行事に
参加する後半。
そこには、
アルコール依存症や
傷病者など
トラウマを
抱える人々がおり、
また
元ドイツ軍人も
墓参りに来ていた。
彼はドイツ兵とも
融和・和解し、
その後、広大で
おびただしい
数のお墓が
並ぶ墓地で、
友人の墓を探す。
老夫婦の会話は
ユーモアと愛が
たっぷりで、
笑わせて、
泣かせてくれる。
「ハンナとその姉妹」
「サイダーハウス・ルール」で
2回のオスカーを
受賞し、
最近では
「バットマン」
シリーズの
執事役をしていた
ケインの引退作
ということで
見に行ったが、
「愛と哀しみのエリザベス」
以来2回目の
共演となる
グレンダ・ジャクソンも
素晴らしい。
彼女も2回の
オスカーを
受賞しており、
本当に自然体の
夫婦に見える
演技は流石だ。
ただ、彼女は
映画公開の
直前に87歳で
他界しており、
本作が
遺作となった。
監督は
「理想の結婚」の
オリバー・パーカー。
さらに字幕は
久しぶりの
戸田奈津子さん。
絶対、これ
やりたかったんでしょう。
ナチスを
悪とだけに
描いていない
作品は、
皆さんに
見て頂きたい
お薦め作品。
若い人には、
1940年代の
二人の出会いの
部分も楽しめるし、
アクション・ファンには
ノルマンディー上陸の
恐ろしい戦争
シーンも
用意されています。
マイケル・ケインが
引退とは
本当に残念。
最後の雄姿を是非、
劇場で。
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