映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀`*)
「許されざる者」
1992年製作(131分)
TV鑑賞
(日本語吹き替え版)
老いぼれた伝説の
アウトローを描く
最後の西部劇。
1870年代の
米ワイオミング。
かつては
無法者として
悪名を轟かせた
ウィリアム・マニー
(クリント
・イーストウッド)
だったが、
今は若い妻に
先立たれ、
2人の
幼い子どもとともに
貧しい農夫として
静かに
暮らしていた。
そこに若い
ガンマン、キッド
(ジェームズ
・ヴェールウッド)
が立ち寄り、
賞金稼ぎの話を
持ちかける。
顔を切られた
娼婦が、
復讐のため、
懸賞金を
かけたのだった。。。。。
公開当時に
劇場で見たが、
やはり面白い
人間ドラマ。
ワイオミングの
広大な景色と
ちっぽけな街
ビッグ・ウイスキーで
起こる殺伐とした
ドラマ。
監督兼主演の
イーストウッドは、
「白い肌の異常な夜」や
「ダーティハリー」の
ドン・シーゲル監督と、
マカロニウエスタンの
師である
セルジオ・レオーネ監督に
捧げるために
最後の西部劇を
撮った。
しかし、
内容は従来の
勧善懲悪
ではなく、
妻のおかげで
公正した男が再び、
殺人に手を出し、
死に場所を
探すような展開。
異様な緊張感の
クライマックス、
多勢に
無勢なのに、
撃たないラスト。
悪徳保安官に
ジーン・ハックマン
(本作で、
アカデミー賞
助演男優賞受賞)、
親友に
モーガン・フリーマン、
伝説の小説家と
現れたガンマンに
リチャード・ハリスと
豪華出演陣。
これらの出演者に
娼婦たちが絡む
複雑な人間模様が
本作の面白さだろう。
久しぶりに
銃を取る
マニーの弾は
的には当たらず、
馬にも
嫌われる始末。
はったりだらけの
キッドは、
近眼で、
数人しか
殺したことの
無い殺し屋
なのも笑える。
正義とは
何かを
考えさせられる
作品は、
アカデミー賞
作品賞・監督賞を
含む4部門を
受賞した
名作なので、
DVDでも必見。
イーストウッドの
声が
「ルパン3世」の
山田康男なのも
懐かしい。
イーストウッドの
傑作は、
30年後の今見ても、
もちろん超お薦め。
1960年に
同じ題名の
「許されざる者」
もあるが、
そちらは
オードリー
・ヘップバーンと
バート・ランカスターが
主演の西部劇。
こちらも
お薦めの作品。
原題は
「Unforgiven」。
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