「セプテンバー5」のあらすじとネタバレ⁈ミュンヘン五輪で起こったテロ事件をライブで描くサスペンス。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「セプテンバー5」

  (独米合作)
2025年2月14日公開(95分)

ミュンヘン五輪で
起こった

テロ事件を
ライブで描く
サスペンス。

1972年9月5日。

ミュンヘン
オリンピックの選手村で、

パレスチナ
武装組織
「黒い九月」が

イスラエル選手団を
人質に立てこもる
事件が発生した。

そのテレビ中継を
担ったのは、

ニュース番組とは
無縁である

ABCのスポーツ番組の
放送クルーたちだった。

エスカレートする
テロリストの要求、

錯綜する情報、
機能しない
現地警察。

全世界が
固唾を飲んで

事件の行方を
見守るなか、

テロリストが定めた
交渉期限は
刻一刻と近づき、

中継チームは
極限状況で
選択を迫られる。。。。。

筆者は
1972年当時、

本事件を
ライブで見た
9億人のひとり。

ミュンヘン
五輪と言えば、

「ミュンヘンへの道」
というバレースポコン
・アニメがヒットし、

そのとおりに
男子バレーが
金メダルを取った。

日本中が
注目している中で、

本事件は起こり、
その前の

「三島由紀夫事件」や
「あさま山荘事件」
とともに、

TVの面白さと
恐ろしさを知った
事件だった。

テーマは報道の
在り方と自由。

ライブがお手の物の
ABCスポーツ班は、

放送人として
やってはいけない

スクープ報道を
ライブで行った。

その映像は
犯人側にも
筒抜けとなり、

その後の誤報と
作戦の大失敗へと
つながる。

携帯電話が
無いのは勿論、

ドイツ人通訳が
ひとりだけ

というのも
びっくりだが、

53年前は、
アメリカに放送する

通信衛星回線も
ひとつしかなく、

他社と
共有していた

実態なども
描かれる。

今もパレスチナと
イスラエルの
紛争は続いており、

今、見ても決して
色あせる
内容ではない。

脚本は
素晴らしいが、

淡々と事実が
描かれるので、

ドキュメンタリーっぽく、
アカデミー賞受賞の

インパクトは
弱いかも。

主演は
ピーター・サースガード
ジョン・マガロら。

監督は
ティム・フェールバウム。

フェイクニュース
だらけの今、

少なくとも、
彼らは事実を

真摯に捉えよう
としたことは分かる。

実際のテロ映像も
混ぜながら、

緊張感のある
作品は、

この事実を
知らない方にも

是非見て
頂きたい作品。

コロナ前の
2019年ごろに

ミュンヘン
・オリンピック公園に
行く機会があったが、

ここでテロが
あったことを
思い出した。

もちろん、
事件現場となった

選手村の
ビルはないが。

ゴールデングローブ賞
作品賞ノミネート、

アカデミー賞
脚本賞ノミネートの
力作は、

もちろん
お薦めしたい作品。

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