映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀`*)
「リアル・ペイン 心の旅」
(PG-12)
2025年1月31日公開(90分)
従兄同士で
祖母の里
ポーランドを巡る
ロード・ムービー。
ニューヨークに
住むユダヤ人の
デヴィッド
(ジェシー
・アイゼンバーグ)と、
兄弟のように
育った従兄弟
ベンジー
(キーラン・カルキン)。
現在は疎遠に
なっている
二人は、
亡くなった
最愛の祖母の
遺言によって
数年ぶりに
再会し、
ポーランドの
ツアー旅行に
参加することに。
正反対な性格の
デヴィッドと
ベンジーは
時に騒動を
起こしながらも、
同じツアーに
参加した個性的な
人たちとの交流や、
家族のルーツである
ポーランドの地を
巡るなかで、
40代を迎えた
自身の生きづらさに
向きあう力を
見いだしていく。。。。。
「ソーシャルネットワーク」や
「グランド
・イリュージョン」などの
ジェシー
・アイゼンバーグが、
監督、脚本、制作と
主演を兼ねた
「痛み」の
ツアー作品。
仕事も家族もある
デヴィッドに対し、
半年前に
自殺未遂した
純粋で、
危ないほどに
自分をさらけ
出す男に
キーラン・カルキン。
この二人の
組み合わせが
絶妙。
ファースト・クラスは
いやとか、
とてもベンジーには
ついて行けないが、
ラストには、
世の中に流されている
自分が見え、
ベンジーに
共感している。
原題の
「A real pain」とは、
「真の痛み」
ということと
「嫌な奴、厄介者」を
指すようで、
まさに
ベンジーのこと。
しかし、彼は
エモーショナル
なでけでなく、
異常な繊細さを持ち、
最期はツアーガイド
(ウイル・シャープ)や
ツアーの面々を
納得させる。
大好きだけど、
なぐりたくなる
ベンジーを
見たい方、
何か心に痛みを
感じている方は
是非、
見て頂きたい作品。
ガス室など
ホロコーストの
ツアー場面も多いが、
痛みの種類は
時代によって変わるし、
現代の痛みとも
比較はできない。
それはまさに、
彼らが
目的としていた
祖母の家を
見つけた時、
ほとんど
何の感激も
なかったことでわかる。
製作には
エマ・ストーンも
参加。
ショパンの楽曲が
かかる奇作は、
ベンジー役の
キーラン・カルキンが
アカデミー助演男優賞を受賞。
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