「小学校~それは小さな社会~」のあらすじとネタバレ⁈日本の小学校の1年を描く傑作ドキュメンタリー。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「小学校
~それは小さな社会~」

(日米・フィンランド
  ・フランス合作)
2024年12月13日公開(99分)

日本の小学校の
1年を描く傑作
ドキュメンタリー。

2021年4月、

世田谷区立
塚戸小学校。

入学したばかりの
1年生は

挙手のしかたや
廊下の歩きかた、

掃除や
給食当番など、

集団生活の
一員としての

規律と秩序について
初めて学ぶ。

そんな1年生の
手助けをするのは
6年生で、

子どもたちは
わずか6年の間に

自分が何者であるか
という自覚を持ち、

6年生に
ふさわしい行動を
とるようになる。

コロナ禍で
学校行事実施の

有無に悩み
議論を重ねる
教師たち、

社会生活の
マナーを学ぶ1年生、

経験を重ねて
次章への準備を
始める6年生。

3学期になると、
もうすぐ
2年生になる

1年生は
新入生のために
音楽演奏を
することになる。。。。。

コロナ対応に
追われた2021年。

その1年の
小学校の行事を

1年と6年生に
焦点を当て、
見せてくれる。

日本人から見ると、
これまで自分が

普通に
やってきたことであり、

それだけでも
十分に感動できるが、

海外から見れば
驚きの連続となる。

まず、
生徒だけでの
登校(海外なら
スクールバスか、
親が送る)、

給食の配膳や
掃除を自分たちでやる。

これも海外では
ありえない。

日本式教育の
不思議を見せつけ、

小学校の6年間で、
どうやって

日本人が
社会生活の

マナーを学ぶのかが
紹介される。

コミュニティー作りや
協調性の面からは

世界に誇る
日本の教育だが、

主体性の確立、
先生の働きすぎ

などの問題に
ついては本作では
触れていない。

監督は英国人の父と
日本人の母を持ち、

日本の小学校に
通った山崎エマ。

劇場は
ほぼ満席で、

子供連れの
観客もいた。

満席の理由は、
本作の一部を
切り取った

23分の短編
「Instruments of a
beating heart」が、

今年の米アカデミー賞
短編ドキュメンタリー賞に

ノミネートされた
ことも大きいだろう。

短編では
楽器がうまく
弾けない

1年生の女の子に
焦点を当てて
いるようなので、
そちらも見てみたいし、

アカデミー賞を
取って欲しい。

これまで
「こどもかいぎ」
(2022年)で、

未就学児を、
そして「14歳の栞」で

中学生を描いた
秀逸な
ドキュメンタリー作品が
続いたが、

この「小学校」で
見事な3つの

学校3部作が
できあがったと
誇れる。

教育関係者は
もちろん、

ドキュメンタリー作品に
馴染みの無い方、

世界が驚く日本の
小学校教育を是非、
見て頂きたい。

なお、
山崎エマ監督は、

同じく今年の
米アカデミー賞

長編ドキュメンタリーに
ノミネートされた

伊藤詩織監督の
「ブラック・ボックス
・ダイアリーズ」でも
編集を担当。

両作とも
アカデミー賞取って、

拡大公開に
なって欲しい。

心が洗われました。

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