映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ゴッドマザー
~コシノアヤコの生涯」
2025年5月23日公開(117分)
コシノアヤコの波乱万丈を
コメディタッチで描く作品。
2006年。
危篤状態に陥り病院に
搬送された
コシノアヤコ(大地真央)。
3人の娘たちが
駆けつけるなか、
アヤコの前に天使
(温水洋一)が姿を現わす。
天使は
天国行きか地獄行きかの
審判が下される場所へ、
アヤコを案内しなければ
ならないという。
アヤコは洋装店の開業や、
戦病死で夫を亡くした後の
初めての恋、
74歳の時に立ち上げた
ブランドなど、
ファッションの世界に
生きた自らの人生を
振り返っていく。。。。
連続テレビ小説
「カーネーション」でも
描かれたコシノアヤコの生涯を、
かなりコメディタッチで
描く人間ドラマ。
御年79歳の大地真央が
15歳~92歳を演じるが、
15歳を演じる際は
天使・温水から
突っ込みが入る。
その温水も日本で
一番天使に見えない滑稽さ。
映画初主演とは
信じがたい大地真央が、
明るく前向きな母を演じ、
娘3人に、
黒谷友香、鈴木砂羽、
水上京香。
ミシンへのこだわり、
ロンドンでのエピソード、
そして
岸和田だんじりなど、
ポイントを絞って
見せてくれる。
「カーネーション」も
素晴らしいドラマだったが、
大地真央らしい
ミュージカルシーンも
織り込んで、
2時間でコンパクトに
まとめた。
監督は
「カメラを止めるな!」で撮影監督、
「ゴーストマスク~傷」の
曽根剛。
共演は
木村祐一、川崎麻世、辰巳琢朗ら。
「カーネーション」が
若干フィクションも
混ぜていたのに対し、
こちらは3姉妹が事実に
忠実に母に捧げた、
笑いのある
作品なのかも。
3人の世界的
ファッションデザイナーを育て、
戦中戦後を苦労した
母の姿を見たい方、
それでいて決して
暗くない作品なので、
超お薦めしたい。
それにしても、
74歳で自分のブランドを
立ち上げた時、
3人の娘のブランドを
真似たとはっきり言う所、
最高やね。
「私があんたらを生んだんやから」
自分で作ったようなもんやて。
さすが、
岸和田の人!
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