映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「愛と青春の旅立ち」(日本語吹き替え版)TV鑑賞(R-15)
1982年12月18日公開(124分)
士官候補生の成長と
ロマンスを描く
青春映画の金字塔。
ワシントン州シアトル。
13歳の時に母が自殺し、
元海軍兵の自堕落な
父のもとで不遇な
少年時代を過ごした
ザック(リチャード・ギア)。
子どもの頃からの
夢だったパイロットになるため
海軍士官養成学校に
入った彼は、
訓練教官フォーリー軍曹
(ルイス・ゴセット・ジュニア)の
厳しい指導の下、
仲間たちとともに
過酷な訓練の日々を送る。
そんなある日、
市民との懇親パーティに
参加したザックは、
町工場で働く女性
ポーラ(デブラ・ウィンガー)と
出会い親しくなる。。。。。
82年に劇場鑑賞時は、
突然の友人シド
(デビット・キース)の死に
一瞬呆然となった。
それだけにラストの
ハッピーエンドは
嬉しさがこみ上げたことを
憶えている。
フィリピンでの
子供時代のトラウマに
反発するように
ポートレイナーの
士官学校に入るが、
そこには鬼教官が。
13週間で篩落と
されるしごきで、
脱落者が次々と。
水中訓練のシーンなど
「海猿」の原点ともいえ、
同系列の「トップガン」
よりも4年早く
製作されている。
厳しい訓練にばかり
焦点を当てるのではなく、
キスシーンや恋愛部分も多い。
ポーラは、
「(結婚する)そんなつもりはない。
あなたが、この街にいる間、
楽しめればいいの」と
恋を否定する。
一方でシドの彼女リネットが
好きだったのは、
士官のシドだと
はっきり言う。
この辺の男と女の
恋愛駆け引きも見どころ。
主演のギアは
「プリティウーマン」の5年前で、
さらに若々しく、
白い制服が似合う。
また、
アカデミー賞では、
鬼軍曹のゴセットJr.が
助演男優賞を獲得。
元々、
NBAのNYニックスの
選手をしていたが、
俳優に転向。
昨年3月に87歳で
亡くなった記事が
新聞にあったのは寂しい。
監督は
「ディアボロス悪魔の扉」
「Ray/レイ」などの
テイラー・ハックフォード。
自分の居場所を
探している方、
リチャード・ギアの
出世作を見たい方は是非。
音楽も主題歌は
アカデミー賞歌曲賞受賞の名曲だが、
ダンスシーンでかかる
「幸せの黄色いリボン」や
「Feeling」などの挿入局も
素晴らしい。
ただ、
TVで見ると、エンドタイトルで
流れる名曲「Up where we belong」
部分がカットされており超残念。
全体も
カットされているようで、
TV版は
ダイジェストのように感じた。
やはり劇場リバイバルで
見て欲しい傑作。
原題は
「An officer and a gentleman」
=「士官たるもの紳士たれ」は
絶対忘れない同格の使い方。
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