「入国審査」あらすじとネタバレ⁈アメリカ入国時の尋問を描く傑作シチュエーション・ドラマ。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀
`*)

「入国審査」

(スペイン)
2025年8月1日公開(77分)

アメリカ入国時の尋問を描く
傑作シチュエーション・ドラマ。

スペインのバルセロナから
ニューヨークに降り立った

ディエゴ(アルベルト・アンマン)と
エレナ(ブルーナ・クッシ)。

エレナがグリーンカードの
抽選で移民ビザに当選し、

事実婚のパートナーである
ディエゴとともに、

新天地での幸せな生活を
夢見てやって来た。

しかし
入国審査でパスポートを確認した
職員は2人を別室へ連れて行き、

密室で拒否権なしの
尋問が始まる。

予想外の質問を次々と
浴びせられて戸惑う彼らだったが、

エレナはある質問をきっかけに
ディエゴに疑念を抱きはじめる。。。。。。

楽しい海外旅行の中で、
最も緊張するのが、
入国審査だろう。

別に悪いこともしてないし、
後ろめたいこともないのに。

移民に寛容だった時代の
アメリカがトランプの
出現で大きく変わり、

移民排斥や強制送還などの
問題を受け、

あまりに
タイムリーな作品と言える。

劇場は満席。
広くはない尋問室での悪意
ともとれる質問が飛び、

劇場内の全員が息を飲む。
別々の尋問室での対応、
停電、スマホ使用不可、

というギリギリの状況で、
ダンスをしろなどと
理不尽な質問まで飛び出す。

 

プライバシーに関することも
根掘り葉掘り聞かれ、
2人の感情も極限に。

監督はベネズエラ人の
アレハンドロ・ロハスと

フアン・セバスチャン
・バスケスの2人。

彼らがスペイン移住の際の
入国審査にインスパイアされたらしい。

主演の二人の他、審査官に
「ラ・コシーナ/厨房」の
ローラ・ゴメスと、

「サン・セバスチャンにようこそ」の
ベン・ランブル

ラストは衝撃的で、
エンドロールの歌を喜んでいいのか?

この後、
2人はどうなるのかが気になるし、

見終わった後は、
手に汗をかいていた。

独特の緊張感を味わいたい方、
低予算ながら
深層心理サスペンスの傑作を見たい方は、
劇場へ。

原題は「Upon entry」と
「入国時に」という意味。
超お薦めです。

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