映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「8番出口」
2025年8月29日公開(95分)
地下道の無限ループにはまる
シチュエーション・スリラー。
蛍光灯が灯る無機質な
白い地下通路を、
ひとりの男(二宮和也)が
静かに歩いていく。
いつまで経っても
出口にたどり着くことができず、
何度もすれ違うスーツ姿の男
(河内大和)に違和感を覚え、
自分が同じ通路を
繰り返し歩いていることに気づく。
そして男は、
壁に掲示された奇妙な
「ご案内」を見つける。
「異変を見逃さないこと」
「異変を見つけたら、
すぐに引き返すこと」
「異変が見つからなかったら、
引き返さないこと」
「8番出口から、外に出ること」。
男は突如として迷い込んだ
無限回廊から抜け出すべく、
8番出口を求めて
異変を探すが。。。。。
ゲームをビジュアル化した
アイデアは買うが、
閉塞感の強く、
ゲロ、鼠、洪水など
気持ち悪い描写も
沢山あるのでRatingが
Gというのはいただけない。
劇場では、
筆者の斜め後ろ辺りに
未就学児を含む
家族連れが来ており、
冒頭から「怖い」を連発。
90分の地獄を
味わうことに。
特に冒頭、
泣きだす赤ちゃんのせいで、
キレられる
お母さんのシーン。
この家族がまさに置かれた
立場で非常に居心地
悪かっただろう。
また、
ドアノブの位置や
流れる血などの
異変は分かり易いが、
照明の位置、
「8」の字の上下逆さま、
壁の黄色の強弱、
ポスター内の動きなど
異変と
わかりにくいものもあり、
細かいところまで
集中してないとわからない映画。
やはり、
RatingはPG-12以上にして、
小学生には見せない方が良い。
ラストで「8番出口」を
脱出した主人公が
乗る電車は冒頭の電車であり、
ここもループになっている。
父になる決意をしたのか、
あのブチ切れ男に
一言申して、
今度こそ、
このループを脱出したと
思いたいが、
旧ジャニ問題で
声を上げていない
二宮君が主役とは
大いなる皮肉でもあった。
良かったのは、
音響効果とボレロを使った音楽。
共演は
他に小松菜奈、花瀬琴音ら。
河内大和のオッサン役は
インパクト強い。
監督はプロデューサーでも
有名な川村元気。
カンヌ映画祭の
ミッドナイト・スクリーニング部門に
選出。
いろいろと考えさせられる
映画のヒットは嬉しいが、
狭所恐怖症や息苦しさを
感じる人はやめた方がいい。
本ゲームが好きな方、
間違い探しの好きな方、
違和感が楽しめる方にのみ
お薦めする作品。
子供には
退屈なシーンも多いので、
念を押すが、
小学生以下は
連れて行くべきではない。
コメント