映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀`*)
「35年目のラブレター」
2025年3月7日公開(120分)
ミスキャストがなければ
もっと感動できた
実話ベース・ドラマ。
2007年、
奈良。
戦時中に生まれて
十分な教育を
うけることが
できず、
文字の読み書きが
できない
65歳の西畑保
(笑福亭鶴瓶)と、
いつも彼の
そばにいる最愛の妻
・皎子《きょうこ》
(原田知世)。
貧しい家に生まれ、
ほとんど学校に
通えないまま
大人になった
保(重岡大毅)は、
生きづらい
日々を過ごしてきた。
やがて皎子
(上白石萌音)と
1972年に
運命的な出会いを
果たし結婚するが、
その幸せを
手放したくない
ばかりに、
読み書きできない
ことを彼女に
打ち明けられずにいた。
半年後、
ついに事実が露見し
別れを覚悟する
保だったが、
皎子は
彼の手をとり
「今日から
私があなたの
手になる」と告げる。
どんな時も寄り添い
支えてくれた
皎子に感謝の
手紙を書きたいと
思った保は、
定年退職を機に
夜間中学に
通いはじめる。。。。。
実話の美談に
ケチをつける
つもりはないが、
若き日の
重岡大毅が、
35年後、
鶴瓶になるには
あまりに無理があった。
どちらかと言えば、
引っ込み思案で
消極的な男が、
性格真逆の
別人になって
しまうことに
違和感を感じたのは
筆者だけか?
物語が昔話だけに、
若い観客も
取り込むために
重岡君を
起用したのだろうが、
彼の主演した
「ある閉ざされた
雪の山荘で」も
無理があったが、
またかという感じ。
ミスキャストは
彼のせいでなく、
監督らの
ミスだろうが。
一方で原田知世と
上白石萌音は好演。
ラストのラブレターに
仕掛があった脚本は
評価したい。
共演は、
江口のりこ、笹野高史、
安田顕ら。
監督は、
「今日も嫌がらせ弁当」
でも実話を描いた
塚本連平。
音楽は秦基博の
「ずっと作りかけの
ラブソング」。
これは素晴らしい。
「嫌いなものも
3個良いところを
言えば大丈夫」
という点に
共感できる方、
「ありがとさん」
「おつかれさん」という
原田のセリフに
癒されたい方には
お薦めしたい。
ただし、
やはり年配向け。
今の若者が、
こういう結婚を
求めるなら、
かなり厳しい。
今なら、
非識字がばれた時点で
離婚になるかも。
嘘はいかん。
同様の
作品としては、
中村雅俊と
原田美枝子の
「60歳のラブレター」
(2009年)や
「ラストレター」
(2020年)があり、
こちらも見て欲しい。
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