映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「ペンギン・レッスン」
（英西合作）
2025年12月5日公開（112分）
ペンギンが起こした奇跡の
実話の物語。
1976年のアルゼンチン。
人生に希望を
見いだせずにいた
英国人の英語教師トム
（スティーブ・クーガン）は、
名門寄宿学校に
赴任する。
軍事政権下で混乱する社会、
そして
手強い生徒たちに苦戦する中、
トムは旅先で出会った
女性とともに、
重油まみれの
瀕死のペンギンを救う。
しかし
女性にはあっさり
フラれてしまい、
トムのもとには
ペンギンだけが残る。
海に戻そうとしても
不思議と彼のもとに
戻ってくるペンギンを
「サルバトール」と名付け、
奇妙な同居生活が始まる。
やがてトムは、
サルバトールとの生活を通して、
人生にとって本当に
大切なものを取り戻していく。。。。。
トム・ミッチェルの実話の
ベストセラー小説を
映画化した作品。
ただ、
ペンギンが可愛いだけの
動物映画ではなく、
「アイム・スティル・ヒア」にも
描かれた軍事クーデター時の
アルゼンチンを描く
社会派の側面ももつ。
裕福な子供を預かる
学園や寮の生活は、
社会から切り離されている。
前半はペンギンが
出てくるシーンは、
ほのぼのしており、
見ているだけで楽しい。
しかし、
後半は学園の掃除人や
魚屋まで逮捕され、
自由は弾圧、
物価は超高騰する。
彼女は戻ってこれたが、
７万人もMissingしているとの
事実も忘れず伝えている。
共演は
校長役にジョナサン・プライス。
監督は
英傑作コメディ「フル・モンティ」の
ピーター・カッタネオ。
音楽の使い方がうまく、
明と暗をはっきりさせている。
言葉を理解していない
ペンギンなどに対話する
癖のある方、
ペンギンのように
ぺたぺたと歩く方、
助けるつもりはなかったが
助けたおかげで起こる
奇跡が見たい方は是非。
最後に
実際のサルバトーレが
プールで泳ぐ
白黒フィルムが流れる。
原題は
「The Penguin Lessons」。
ペンギンの発音は
「ペングイン」なので、ご注意を。
コメント