「ケナは韓国が嫌いで」のあらすじとネタバレ⁈ベストセラー小説を映画化した韓国脱出ドラマ。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

 

 

「ケナは韓国が嫌いで」

2025年3月7日公開(107分)
(韓国)

ベストセラー小説を
映画化した
韓国脱出ドラマ。

ソウル郊外の
小さな団地で

両親や妹と暮らす
28歳のケナ
コ・アソン)は、

大学卒業後に
就職した

金融会社に
片道2時間かけて
通勤している。

学生時代からの
恋人ジミョンは

自分が就職したら
ケナを養うと言うが、

ケナはそんな彼に
苛立ちを
募らせていく。

しかしケナの母は、
裕福な家庭で育った

ジミョンが
娘と結婚することを
望んでいた。

一方、
ケナたちが住む

団地は
老朽化のため
再開発が
予定されており、

母は転居先の
購入費用も
ケナに頼ろうとしていた。

このままでは
幸せになれないと
感じたケナは、

すべてを手放して
ニュージーランドへの
移住を決意する。。。。。

2015年の
ベストセラー小説は、

インパクトのある
タイトルだが、

本当に韓国が
嫌いなのかは
良く分からない。

同時代の小説
「82年生まれ、
キム・ジヨン」と同様、

映画化するほどの
エピソードは
含まれていない。

生きづらさは、
どの国にもある
と思うが、

2時間通勤は
東京でも同じで、

しかし、
7年付き合った彼は

結婚したいと
言ってくれている

(82年キム・ジヨンでも、
あんな素晴らしい
夫はまずいない)。

両親の愛情も受け、
それでもNZに
行きたいと考える。

幸せになりたい
という漠然として
考えで、

外国に行くが、
そこで打ちのめされて、

次の一歩が
見つかるという
展開は、

これまでも
見てきた。

例えば
「ホノカア・ボーイ」や

「わたしは最悪」も、
現代に疲れた
主人公が、

一皮むけて、
新しい自分を
見つけるが、

本作はそれほどの
衝撃が走るほどの
作品ではない。

それだけに、
小説を読んで
感銘を受けた人や、

彼女の生き方に
賛同した方には

見ても良い作品
かもしれないが、

筆者には
あまりにも
小粒に感じた。

主演は
「グエムル、漢江の怪物」
「スノーピアサー」の
アソン

彼女の独特の
感性は見てて面白い。

監督は
チャン・ゴンシェ
という

韓国で
注目の方らしいが、
答えは得られない。

「幸せって言葉は
過大評価されている」

というセリフは
名言なので、

幸せの評価が
違うことで、

本作の感じ方が
異なるのだろう。

新しい生き方を
模索している方には
お薦めする佳作。

ただし、
期待はし過ぎないこと。

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