「その手に触れるまで」のあらすじとネタバレ⁈過激な思想に染まる若者を描く問題作。

映画2020年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「その手に触れるまで」
  (仏・ベルギー合作)
2020年6月12日(84分)

過激な思想に染まる
若者を描く問題作。

ベルギーに
住む13歳の
アメッド(イディル
・ベン・アディ)は、

どこにでもいる
ゲーム好きの
ごく普通の少年だった。

だが、
最近はイスラム教の
経典コーランに熱中し、

兄のラシッドと共に
小さな食料品店の2階に
あるモスクで行われる
礼拝に通う日々。

ある日、
彼は放課後のクラスを
受け持つ

イネス先生
(ミリエム・アケディウ)
との“さよならの握手”
を拒否する。

 

「大人のムスリムは
女性には触らない」
という理由だった。

益々、
過激な正義に走る
アメッドは、
ある日、

導師に
「あの教師は
背教者だ。」
と言われ、
行動を起こす。。。。。

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昨年のカンヌ映画
祭監督賞受賞作品。

普通の子供が、
イスラムの敵は
抹殺するという
狂信的な
行動に
変化していく様を

見事に描いた作品。

イスラム教が
悪いのではなく、

この導師が
問題なのだが、
イスラム人口が
増えている

ベルギーが
舞台という設定も
説得力がある。

筆者は2016年に
ブリュッセル
空港爆破の
丁度1週間前に
同空港にいたが、

近年、
テロが多く、
最近では
イーストウッド監督の
「15時17分、パリ行き」の

列車の始発駅も
ブリュッセルである。

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思春期もあり、
母親との確執から
意固地となるアメッド。

ただ、
後半は
救いもあるので、

グランプリを取った
「パラサイト」のような
派手さはないが、
見て頂きたい良作。

監督は
「サンドラの週末」
のジャン=ピエール
&リュック
・ダルデンヌ監督兄弟。

日本人には
わかりにくい

宗教への盲信。

だが、
時に暴走する
ことも
覚えておきましょう。

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