「戦場のメリークリスマス」のあらすじとネタバレ?!大島渚監督の傑作が40年を経て4K版で蘇った。

映画2021年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考まで
に(*´∀`*)

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「戦場の
メリークリスマス」

(4K修復版)
(日英豪NZ合作)

2021年4月16日公開(123分)

大島渚監督の
傑作が

40年を経て
4K版で蘇った。

1942年。

ジャワ山中の
日本軍捕虜収容所。

そこには単純で
粗暴な軍曹ハラ
(北野武)と

日本語が流暢な
英国軍中佐ロレンス
トム・コンティ)、

そして収容所長の
ヨイノ大尉
坂本龍一)がいた。

そこへある日、
英国軍少佐セリアズ
デビッド・ボウイ
が連れてこられた。。。。。

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今、
考えても

アンバランスで、
とんでもない配役。

主役級が
俳優でなく、

音楽家や
漫才師だが、

そんな
ところから

素晴らしい作品が
生まれた。

大島監督は
「連合艦隊」や
「大日本帝国」に出た
俳優だけは
使いたくなかったと。

それは、
戦争賛歌や
美化する
映画ではなく、

日本人として
一番恥の部分に
当たる
ところを明快に、

そして
戦場で生まれた
奇妙な友情を
描くからであった。

日本映画界が
作った

戦争スペクタクルは
数々あれど、

世界で
評価されたのは

本作を含め
数少ない。

ラストで立場が
逆転した時の
武の顔と原題である

「Merry Christmas,
Mr. Lawrence」
というセリフは、
実に素晴らしい。

また、
坂本龍一ボウイ
抱擁のシーンも、

エロチックで
ありながら、

人間の本質を
見れる名場面だ。

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本作上映後に、
本作にちょい役で
出演したピーター
・バラカン

(音楽評論家で
ラジオDJ、
その時は
坂本の付き人)
のトークショーがあり、

撮影裏話を
聞かせてくれた。

残念ながら、
坂本ボウイ
話ばかりで、

大島と武の話は
なかったが、

筆者も
30年以上前に
とあるスナックで
大島渚監督に
会ったことを
思い出した。

間違いなく、
80年代で、

本作の裏話を
聞けばよかったと
今は後悔している。

その監督も
亡くなって
8年が立つが、

やはり
長い物には
巻かれない、

異能の人
だったことが
よくわかる。

音楽は
坂本龍一。

英アカデミー賞
作曲賞受賞。

戦争映画なのに、
戦争シーンがない
反戦メッセージの
込められた映画は、

人として一度は
見るべき作品として
お薦めしたい。

4Kで色も画質も復活。

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