「椿の庭」のあらすじとネタバレ⁈静かで美しい映像の家族の1年のドラマ。

映画2021年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「椿の庭」
2021年4月9日公開(128分)

静かで美しい映像の
家族の1年のドラマ。

神奈川県の
葉山にある
海が見渡せる家。

庭には
四季に合わせて
美しい花が
咲いている。

その家には
絹子(富司純子)が
孫の渚(シム
・ウンギョン
)と
暮らしており、

絹子の娘で渚の
叔母の陶子
(鈴木京香)は

年老いた母親に
東京の
マンションで
一緒に暮らそうと
提案する。

あるとき、
税理士の
黄(チャン
・チェン)から
連絡が入る。

絹子は
相続税の関係で、

家を手放さなければ
ならない状況に
なっていた。。。。。

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日本人なら一度は
住みたいと思う、

美しい庭のある
落ち着いた邸宅。

椿だけでなく、
藤棚、つつじ、
アジサイ、蓮など

季節の花が
咲く広い庭。

セリフも
ほとんどなく、

物語の起伏も
感じられないが、

時間を
贅沢に作って、

ゆっくりと
話が進む。

着物、
日本的な所作、

生け花、金魚や
虫たちなどが、

写真家・
上田義彦監督の

手で見事な
映像となる。

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いつもなら
エンタメを
追求する筆者だが、

このスローマジックに
はまってしまった。

アクセントと
なるのは、
鈴木京香

2010年の
日本アカデミー賞授賞式で、

筆者は、
その発するオーラに
驚いたことを
記憶している。

一緒に
綾瀬はるかや、

木村多江など
がいたが、

全くレベルが
違っていた。

そしてその年の
アニメ最優秀賞を
取ったのが、
「サマーウォーズ」。

本作の富司純子が、
おばあさん役だが、

本作同様に
突然逝ってしまう。

彼女も多くは
語らないが、

凛とした日本女性を
演じる凄さを
持っている。

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ただ、
理解に苦しんだのは、
シム・ウンギョンの起用。

純和風テーストの
映画の中に彼女や
チェンを税理士に
使ったのは、

なぜか?駆け落ちした母は、
別に外国人と
結婚しなくても、

本作はよかった
ような気がして、
その点の違和感は残った。

その理由が
国際映画祭出展の
ためであれば、残念。

それは別にしても、
仕上がりは1級で、

ほとんどカメラは
家と庭にしかないが、

映像を楽しめる方には
お薦めする。

物語にしか興味のない人は
やめた方がいい。

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