「愛のコリーダ」のあらすじとネタバレ⁈阿部定事件を映画化し、わいせつ罪に問われた衝撃の問題作。

映画2021年
スポンサーリンク

映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を
書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

画像2

「愛のコリーダ」

4K修復版(R-18)
(1976年制作 日仏合作)
2021年4月30日公開(108分)

阿部定事件を
映画化し、

わいせつ罪に
問われた

衝撃の問題作。

昭和11年、東京。

料亭の女中定
松田英子)は
店の主人(藤竜也
に心惹かれ、

情事を
重ねるようになる。

その情事が
男の妻に
知れてしまい、

二人は
駆け落ちを
決行する。

快楽に
おぼれる日々を
重ねるうちに

定は男を永遠に
手放したくないと
思うようになり、

ついには
男を

自分だけのもの
にするため
首を絞めて殺害し、

さらには
男の陰部を

切り取って
しまうのだった。。。。。

画像4

公開当時に
18歳に
なっていない
筆者は、

当然ながらの
初見。

ハードコア
・ポルノということで、

公開当時は
物議を醸し、

カットや
修正だらけに
なったらしい

本作では、
ぼかしは
使っているが、

オリジナル映像に
近いものであると
思っている。

それにしても、
冒頭からの

セックス描写の
連続は、
さすがに衝撃的。

しかし、
これは事実に
基づいており、

究極の
愛の映画だと

感じ取れるので、

猥褻を通り越して
芸術的作品だと
言い切れる。

彼女の愛が
狂っていく
状況が克明に
描かれており、

鬼才・大島渚監督の
表現力に感服した。

画像8

題名の
「コリーダ」は
スペイン語で
闘牛を意味する
ようだが、

男女の交わりを
闘いに
比喩したのも、

映像を見て
納得できる。

主演の松田英子が、
とにかく
素晴らしいが、

その後は
あまり日の目を
見ることなく
亡くなっている。

藤竜也
いまだ現役だが、

この時の
オファーについて
裏話を改めて
聞いてみたい。

正々堂々と、
赤裸々な
情事を描き、

世界的に
公開され、
ヒットした作品は、

当時の
「裏ビデオ」とは、

全く異なる
趣旨の
作品であり、

このおぞましい
事実の
結末からも、

これが
ポルノでないことを
実感して欲しい。

本番や
エロスだけが
先行し、

日本での
公開は
40年
早かったのかも。

大島渚は、
時代を先走り
過ぎたのか?

改めて
再評価して
欲しい作品は、
是非見て頂きたい、

18歳以上限定の
芸術的作品。

画像3

コメント

タイトルとURLをコピーしました