映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「パワー・オブ
・ザ・ドッグ」
2021年11月19日公開（128分）
牧場を経営する
兄弟と
その家族をめぐる
人間ドラマ。
1920年代の
アメリカ
・モンタナ州。
周囲の人々に
畏怖されている
大牧場主のフィル
(ベネディクト
・カンバーバッチ)は、
夫を亡くした
ローズ
(キルステン
・ダンスト)と
その息子
ピーター
(コディ・スミット
=マクフィー)と出会う。
ローズに
心を奪われる
フィルだったが、
弟のジョージ
(ジェシー
・プレモンス)が
彼女と心を
通わせるようになって
結婚してしまう。
二人の結婚に
納得できない
フィルは
弟夫婦に対して
残忍な仕打ちを
執拗(しつよう)に
続けるが、
ある事件を機に
彼の胸中に
変化が訪れる。。。。。
Netflix制作で、
12月からの配信前に
一部劇場で
公開された。
広大なモンタナの
景色の中で起こる、
人間の憎悪、
嫉妬などの
細かい感情表現は、
映画向きであり、
TVサイズや
パソコンで見ても、
面白くないのは
明白。
この
スケールと、
名優たちによる
繊細な
演技なので、
ヴェネツィア映画祭で
銀獅子賞を
取れた作品。
ただ、
物語は難解な
部分もある。
特に、
あれだけ意地悪な
フィルがなぜ、
急速にピーターに
近づくのか、
そして
急展開のラスト。
ここが家で
PC片手に
見る方には、
多分理解
できないだろう。
緊張感の漂う
良い作品だけに
劇場スクリーンで
見てほしい作品。
家のPCで
見たら、
全く盛り
上がらないうちに
終わった、
なんでこれが
世界を
うならせた
作品なの？
で終わってしまう。
ラスト前に
ピーターが死んだ
動物を見つけ、
その皮を剥ぐ
何気ない
シーンだが、
よく考えれば、
これが
ピーターの
動機だったことに
気づくはず。
原題の
「Power of the dog」は、
旧約聖書の詩の
一節らしいが、
犬は邪悪を
意味する。
これは「オーメン」
などにも
使われていた。
邪悪の力から
救い出されたのは、
いったい
誰なのか、
Netflixで見ても、
答えは
分かりにくい
と思われます。
名優に
囲まれる中、
ピーター役の
華奢な男の子、
注目株です。
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