映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「花筐
Hanagatami」
(PG-12)
2017年12月16日公開(169分)
壇一雄の
原作を
余命宣告された
大林監督の
渾身の反戦
・反骨映画。
1941年春、
叔母(常盤貴子)が
生活している
佐賀・唐津に
移り住んだ
17歳の俊彦
(窪塚俊介)は
新学期を迎え、
美少年の鵜飼
(満島真之介)や
お調子者の阿蘇
(柄本時生)らと
勇気を試す
冒険に熱中していた。
肺病に苦しむ
従妹の美那
(矢作穂香)に
恋する一方、
女友達のあきね
(山崎紘菜)や
千歳(門脇麦)
とも仲がいい。
そんな青春
真っ只中の彼らに、
いつしか戦争の
影が忍び寄る。。。。。
この映画を
時代錯誤と
とる方も
いるかも
しれないが、
近くで戦争が
起こりそうな今、
警告を含んだ会心
・渾身の一作。
これだけの
性格俳優をそろえ、
しかも
年齢とは全く
関係ないような
配役。
あまりに
実験的で、
斬新を通り超え、
逆に
前衛的にも
取れた。
白黒かと思えば、
血の赤を
強烈に描いたり、
唐津くんちの
クライマックスの
盛り上がりや
ダンスシーンの
総天然色など、
昨年見ていれば、
間違いなく、
去年の邦画
ベスト1作品。
そんな
時代でも
若者たちは
青春を
謳歌しようという、
彼らの
生きる姿に
感動させられる。
かつては
「ハウス」や
「時をかける少女」など
商業映画の
リーダーだった
監督が、
デビュー前に
書いた脚本を
80歳近くに
なるまで
温めていたという。
前作
「ののなのなのか」の
メンバーも
ふんだんに使い、
再び反戦への
熱意を示した
監督に拍手を
送るとともに、
すべての
日本人に
見て頂きたい
作品。
誰が
なんと言おうと
超お薦めの作品。
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