映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「妖怪人間ベラ」
2020年9月11日公開（100分）
50年前のTVアニメ
「妖怪人間ベム」を
リブートした
実写ホラー。
広告代理店で働く
新田康介
(森崎ウィン)は、
50年前の
TVアニメ
「妖怪人間ベム」の
復刻版DVDを出す
仕事をしているが、
幻の最終回が
あったことを知る。
過去に最終回に
関わった
人を探し、
そのビデオを
見つけ出し、
その内容に
動揺する。
そのころ、
ある高校に
独特の雰囲気を
漂わせる
ベラ
(emma)が
転校してくる。
彼女に
興味を抱いた
同級生の
牧野沙織
(桜田ひより)は
親しくなろうと
近づくが、
やがて
得体の知れない
狂気に
とらわれていく。
一方、
異常なほどベラを
追うようになった
新田も狂気じみた
行動が目立ちだし、
家族との間に重苦しい
空気が漂い始める。。。。。
50年前のTVアニメを
リアルタイムで見た人には、
その異様な空気感が伝わる。
それがわからない人には、
突っ込み所満載の
とんでも映画にしか
映らない。
2012年に亀梨で
映画化した
「妖怪人間ベム」とは
趣向を変え、
ベラを高校生に設定、
斬新な脚本となっている。
描写も心理的にも
予想以上に怖い内容で、
主演の森崎ウインの
新境地の映画となった。
キューブリックの
「シャイニング」を
一瞬思い出すような
鬼気せまる演技だった。
ただ、
牧野が後半消えたことの
説明不足や、
妖怪人間の
バトルシーンが
短いことなどの
不満はある。
監督は、
いまや売れっ子の英勉。
ネットで、
本作の前日譚
「エピソード0」と
タイアップしているようだが、
そちらを見ると、
もっと普通の人にも
わかりやすいのかも。
ヒーローなのに、
醜いがために
人間においやられ
「人間になりたい」
と考えていた、
かつての
「妖怪人間ベム」
ファンとしては、
かなり楽しめた作品。
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