映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「アイアンスカイ」
DVD鑑賞(独墺フィンランド合作)PG-12
2012年9月28日公開(93分)
ナチスの残党が月から
地球を攻めてくる
カルト的異色SF。
1945年、
連合軍の猛攻撃にさらされ、
アドルフ・ヒトラーが
率いていた「第三帝国」
ナチス・ドイツは完全に敗北。
しかし、
その一部のエリートたちは
ひそかに月の
裏側へと逃亡を図り、
秘密基地を
建造していたのだった。
第2次世界大戦の終結から
70年超にわたって独自の
軍事テクノロジーを
発展させ続け、
虎視眈々(たんたん)
と連合軍への復讐の機会を
うかがっていた彼らは、
2018年、
ついに決行のときが
到来したと判断。
UFOの大編隊を組んで、
月から地球侵略を開始する。。。。。。
最初はなんと時代錯誤的な
ナチス・ファンタジー映画
かと思ったが、
ドイツを自虐的に描いたり、
アメリカの横暴や
皮肉たっぷりのセリフに
後半になるほど、面白くなる。
随所にいろんな映画の
パロディも登場。
「ヒンデンブルグ」「JAWS」
「スタートレック」などなど、
メカニックは凝っており、
スケール感もでかい。
卑猥な表現も多いが、
Albinosという白人化薬を
使って黒人を白くするのは、
やりすぎ。
チャップリンの「独裁者」
の一部を使って
若い人を教育し、
ナチスの良いとこ取りを
していたことがばれたり、
国連で世界各国が
平和条約を無視していた
事実が暴露されたり、
北朝鮮やフィンランドの
立ち位置など、
笑えるシーンも多い。
日本と違って、
ドイツはナチの映画を
本当にたくさん作って
笑わせてくれるので、
懐の深さを感じる。
ラストにかかる曲が
「アイアンスカイ」。
有名人は出てないが、
ドイツの自虐パロディ版
「Star Wars」だと思って
見てください。
VFXのレベルは高いので、
損はしない。
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