映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「夏への扉
キミのいる未来へ」
2021年6月25日公開(118分)
大切な人を
救うため、
30年先から
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SF小説の
映画化。
1995年の東京。
科学者の
高倉宗一郎
(山崎賢人)は、
ロボット開発の
研究に熱中する。
秀でた
科学者であった
亡き父の
親友・松下が
夢見た
プラズマ蓄電池の
完成を間近に
控え、
彼は愛猫の
ピートと
松下の娘・璃子
(清原伽耶)と
平和な日々を
送っていた。
だが、
共同経営者
(眞島秀和)
と婚約者(夏菜)
に裏切られ、
自分の会社も
開発中の
ロボットや
蓄電池も
失ってしまう。
さらに、
冷凍睡眠器に
入れられ、
気が付くと
30年後の
2025年に
来ていた。。。。。。。
親や育ての
親まで
亡くなる中で、
自分を見失わない
青年が、
会社に騙され、
またすべてを
失うという
最悪の展開から、
大逆転
するところが
本作の見どころ。
物質電送機
みたいなもので、
過去に戻るが、
過去には
同じ機械が
ないので、
このままでは、
過去に
山崎賢人が
蓄積されることになる。
しかし、
そんなことは
構わず、
エンタメとして
サラッと見て
欲しい快作。
(この点で、
やはりBTTF
のような
タイムマシンが必要)
1956年に出た
タイムパラドックスの
古典を
原作にしたが、
タイムリープという
科学性よりも、
人間のつながりに
重きを置いており、
その点で、
恋愛ものの多い
三木監督の起用は
成功しただろう。
今や、
若手No.1の
安定度の
清原伽耶の他、
原田泰三、
浜野謙太、
田口トモロヲ
に加え、
藤木直人の
起用が
奇抜だった。
題名の
「夏への扉」は
猫のピートが
家中の
ドアを開けながら、
夏を探している
ことに由来。
音楽はLisaの
「サプライズ」が
ラストに鳴り響く。
SF初心者や、
カップルにも
お勧めできる
予想通りの
展開の佳作。
ただ、
会社経営者として、
あんな発明家を
契約で切るのは
ありえないね。
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