映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「座頭市物語」
午前10時の映画祭
(4Kデジタル修復版)
1962年4月12日公開(96分)
大ヒット
「座頭市」シリーズ
26作の第一弾となる傑作。
江戸時代末期。
下総飯岡の貸元の
助五郎は居合抜きの
腕前を見込み、
坊主で盲目の座頭市
(勝新太郎)を
食客として迎え入れた。
市は結核に
冒された平手造酒
(天地茂)という
浪人と知り合うが、
彼は助五郎の
ライバル笹川親分の
食客となってしまう。
二人は酒を
酌み交わしながら、
ヤクザの喧嘩で
斬り合うのは
ごめんだなどと話した。
助五郎たちと
笹川一家の緊張が
高まる中、
造酒が血を吐いて
倒れてしまう。
用心棒不在を
知った助五郎は、
今がチャンスと
笹川一家に攻め込む。。。。。
「座頭市」映画初見
(TVシリーズは
子供の時、見てた)
となったが、
とにかく脚本が
素晴らしい。
居合抜きの凄さ、
勝新の迫力を
見せるだけでなく、
平手造酒との
男の友情、
兄妹の物語、
任侠の宿命など、
絵になる要素が
ふんだんに
盛り込まれている。
ラストシーンから
判断して、
シリーズ化は考えて
いなかったのかもしれないが、
勝新の代表作となった。
晩年の勝新に覚せい剤や
黒澤明との確執など
良いイメージはないが、
改めて凄い俳優だったことが
明らかとなる。
最近作
「サマーフィルムにのって」
のJKが、座頭市の大ファンで、
彼の真似をするが、
本作を見たら、
絶対、真似したくなるね。
若くして他界した
天地茂も久しぶりに
画面で見たが、
ニヒルな役が
よく似合う。
座頭市との、
このコントラストがまた、
かっこいい。
60年も前の作品とは
とても思えない、
斬新な切れ味の
大映時代劇は、
超お薦めの作品。
是非、
この機会に劇場で、
時代劇の素晴らしさを
ご覧ください。
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