「破戒」のあらすじとネタバレ⁈1905年の島崎藤村の小説を映画化した問題作。

2022年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

2

「破戒」

2022年7月8日公開(119分)

1905年の
島崎藤村の

小説を映画化した
問題作。

明治時代。

日ロ戦争のころ。
被差別部落出身の

瀬川丑松
(間宮祥太朗)は、

自らの出自を
隠し通すよう

亡き父
田中要次)から
強く戒められており、

地元から離れた
場所にある

小学校の
教員職に就く。

教師としては
生徒
に慕われながらも、

出自を隠すため
誰にも心を
許せないことに苦しみ、

一方で下宿先の
士族出身の女性

・志保(石井杏奈)に
恋心を寄せていた。

やがて、
彼の出自について

周囲が疑念を
抱き始める中、

丑松は
被差別部落出身の

思想家・猪子蓮太郎
(眞島秀和)に
心酔していく。。。。。

5

木下恵介、市川崑と
巨匠監督が

映画化した
作品を60年ぶりに
リメーク。

今さら、
部落問題と
思うかもしれないが、

現代がかかえる
いろんな差別に

つながる普遍的な
内容であり、

原作の
素晴らしさは
勿論、

現代の人にも
分かりやすい
映画となっている。

カメレオン俳優である
間宮祥太朗
本領を発揮、

明治の凛とした、
しかし影のある
男を演じる。

志保役に筆者の
好きな演技派・石井杏奈

4

また、
脇の矢本悠馬

眞島秀和
存在感のある
役どころを演じ、

さらに
竹中直人
石橋蓮司

小林綾子などが
脇を固める。

時代設定も
しっかりしており、

子供たちの
名演も相まって、

ほぼ満員の
劇場内には

すすり泣く声が
聞こえた。

「破戒」とは
「戒め」を破ること。

主人公が
父からの
約束を破ることや、

竹中僧侶が
聖職者なのに、

その戒律を
破ったりと
「破戒」が描かれる。

最近は
「部落差別」

について
聞くことも
少なくなったが、

まだまだ
影では
残っているのだろう。

現代の人にも、
もう一度考えて

欲しいので、
見て欲しい作品。

1922年設立の
「全国水平社」

=部落解放運動団体の
100周年記念事業。

子供向けや
つまらない映画が
最近多い東映が、

きちんと
作った作品は

超お薦めします。

3

コメント

  1. ひまわり より:

    きちんと作った超オススメの作品、観たいです!

    • 陽だまりの中で より:

      是非、ご覧下さい。いつもコメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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