映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「ハンサン
龍の出現」
（韓国）R-15
2023年3月17日公開（130分）
豊臣秀吉、
朝鮮出兵での
海洋バトル
・アクション大作。
1592年4月。
明国の征服を
にらんで出兵した
豊臣秀吉が、
李氏朝鮮の首都
・漢陽を20日で
落としたため、
王の宣祖は
都から脱出。
首都奪還のために
およそ
5万人の
李氏朝鮮軍兵士が
光教山に
集結するものの、
日本の武将
・脇坂安治
(ピョン・ヨハン)は
奇襲をかけて
わずか
2千人で
敵を壊滅させる。
敗色が
濃くなる中、
全羅左道水軍の
将軍
イ・スンシン
(パク・ヘイル)は
最後の決戦に向け、
まるで
装甲車のような
亀船を準備し、
100隻を超える
日本の艦隊を
ハンサン（閑山）島で
迎え撃つ。。。。。
日本の
教科書では、
秀吉による
「文禄・慶長の役」の
一言で終わる
戦いを緻密に描く
戦争エタメ作品。
史実に基づいて
いるのだろうが、
知らないこと
ばかりで、
本当に面白い
作品だった。
日本側の武将も
沢山出てくるが、
知っているのは
加藤清正くらいで、
日本語シーンも
かなり多い。
当時の韓国は
まだ、
ハングルが
なかったのか、
漢字表記で、
日本人にも
分かりやすい。
ハンサン島の
大海戦までに至る
背景（スパイ活動
や裏切り等）も
たっぷり描き、
クライマックスは
素晴らしい
アクション
・シーンの連続。
双方100隻以上の
船（といっても、
手こぎ）が、
韓国側は
鶴翼の陣を敷き、
日本側は
魚鱗の陣で、
それを突き
破ろうとする。
上空から俯瞰した
シーンもあり、
戦いが
どのように
展開しているのかも
良く分かる。
そして、
韓国が誇る
亀船の
登場によって、
形勢は
一気に逆転し、
日本側は
大敗を喫し、
釜山城
（日本型の城）を
築いた
釜山甫も陥落、
秀吉は
朝鮮から
手を引く
ことになる。
船と船の
バトル・シーンは
圧巻で、
日本では作れない
レベル。
日露戦争の
日本海大海戦の
ような
勝った戦い
ばかりではなく、
こういう歴史も
きちんと
教える
べきだろう。
日本の有名
どころの俳優を
一人でも
使っていれば、
観客は筆者のみ
という
状況は
なかったと思う。
主演の
パク・ヘイルは
「別れる決心」
にも出た
ばかりの名優。
ただ、
本作の主役は、
双方の船だろう。
2014年の
「300」続編
「帝国の進撃」で、
ギリシャ対トルコの
海戦も凄かったが、
本作も全く
引けを取らない
堂々の作品。
日本が負けた戦い
だからという
ことではなく、
歴史的な
海洋バトルを、
大画面で
感じて欲しい。
超お薦めです。
良かったら、こちらも併せて読んで見て下さい。
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