映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「カンフー
スタントマン
龍虎武師」
香港・中国合作
2023年1月6日公開（92分）
カンフー映画を
支えた
スタントマン達の
ドキュメンタリー。
1970年代から
1990年代にかけて、
香港映画界は
ブルース・リー、
サモ・ハン、
ジャッキー・チェン、
ジェット・リー、
ドニー・イェンらを
輩出してきた。
一方、
スタントマンたちは
映画の現場で
危険な
アクションに挑み、
多くの
アクションスターたちの
代役を務めた。
香港スタントマン協会の
全面協力のもと、
彼らの証言や
アーカイブ映像を
交えて
香港映画の
スタントや
アクションの
歴史を描く。。。。。
てっきり
アクション映画だろうと
思って行ったら、
なんと
ドキュメンタリー。
しかし
香港映画の系譜と、
今の問題点も分かって、
興味深い作品
であった。
元々、
スタントマンは
体操選手か
京劇出身者で
占められていたが、
ブルースリーが
実践的な
カンフーを
取り入れた。
そして彼の死後
5年くらいは
カンフー映画が
作られず、
衰退しかけたが、
そこにサモ・ハンや
ジャッキーが現れ、
再びブームを作った。
しかし、
スタント業は
過激を極め、
三階程度なら、
ワイヤーなど使わず、
クッションも無い所
に飛び降り、
酷い時は
７階から
飛び降りた
事実を
突きつけられる。
飛び降りないことは
スタント業を
やめることを意味し、
怪我も
絶えなかったことが、
その撮影実写映像
からも分かる。
今や若い人は
育たなくなり、
協会が若手育成
プログラムを始めたが、
今度は強大な
中国側に
飲み込まれようと
している
実態も
浮かび上がる。
とにかく、
見どころは
安全装置の
無い中で
飛び降り、
蹴られ、
火を
つけられながらも
演技をしている
スタントマン達の
姿であり、
ジャッキーチェンらも
スタント出身だった
という事実。
筆者は
香港島から
少し離れた
ブルース・リーの
博物館に行った
ことがあるが、
そこにあるのは、
表舞台を飾った
品々で、
役者の影となり、
顔も映らない
スタントマン
・ウーマン達の
カンフー映画への
貢献をじっくり
見て欲しい。
ドキュメンタリーにも
関わらず、
劇場は
そこそこの入りで、
映画の裏側を
覗きたい方には
是非お勧めする。
ハリウッド映画
「スタント・ウーマン」
と合わせてみると、
さらに面白い。
ブルース・リー作品や
「デブゴン」など
懐かしい作品が
沢山登場しますので、
香港カンフー映画
ファンには
たまりません。
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