映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「ほつれる」
2023年9月8日公開（84分）
「わたし達
はおとな」の
加藤拓也監督の
2作目。
夫・文則
（田村健太郎）
との関係が
すっかり
冷え切っている
綿子（門脇麦）は、
友人の紹介で
知りあった
男性・木村
（染谷将太）と
頻繁に
会うようになる。
ある日、
綿子と木村は
グランピングに
行き一泊するが、
翌日二人が
別れる時、
木村は
綿子の目の前で
事故に逢い、
帰らぬ人
となる。
心の支えを
失った
綿子の日常の
歯車は徐々に
狂い出していく。。。。。
木村が
亡くなった
後は、
とにかく
閉塞感満載の
ドラマになる。
「ほつれる」
どころか、
複雑に
こんがらがる、
あるいは
かき乱される
ような重たい
空気感が漂う。
身勝手に
泊まりで
出かける
綿子と、
自身の不倫の
せいもあって、
なんとか
復縁を考えて
言葉を選ぶ
夫・文則。
門脇麦だから
できたが、
これを
やりたい女優は
本当に
いないだろう。
夫役の田村も、
微妙な関係を
うまく
引き出していた。
共演は、
黒木華、
古館寛治ら。
加藤監督の
デビュー作
「わたし達は
おとな」も、
ややこしい
関係を描いた
良作だったが、
大きな
エピソードが
無い中で、
ドロドロ劇を
さらりと
表現するのが
本当に
うまい監督。
商業的には
当たらないが、
30歳で、
とても
素晴らしい
感性を持った
監督なので、
将来が楽しみ。
共感できる
部分は
かなり少ないが、
夫婦関係の
さめた方は、
おひとりで
見てください。
自分の方が
ましだと
思えるかも。
間違っても
恋人同士で
見に
行かないように。
生々しい恋愛劇が
見たい方にのみ
限定お薦め。
良かったら、こちらも併せて読んで見て下さい。
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