「湖の女たち」のあらすじとネタバレ⁈まとまりがない消化不良ミステリー。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「湖の女たち」

2024年5月17日公開(141分)

まとまりがない
消化不良ミステリー。

滋賀県。
湖畔に建つ
介護施設で、

100歳の老人が
何者かに
殺害された。

事件の捜査を
担当する西湖署の

若手刑事
・濱中圭介
福士蒼汰)と

ベテラン刑事
・伊佐美佑
浅野忠信)は、

施設関係者の中から
容疑者を挙げて

執拗に
取り調べを
行なっていく。

事件が混迷を
極めるなか、

圭介は捜査で
出会った介護士

・豊田佳代
松本まりか)に

対して歪んだ
支配欲を
抱くように。

一方、
事件を追う
週刊誌記者

・池田由季
福地桃子)は、

署が隠蔽してきた
薬害事件が

今回の
殺人事件に
関係していることを
突き止めるが。。。。。

脚本が
悪すぎて

原作の吉田修一が
泣いている。

刑事と取り調べを
受けた看護師の話、

731部隊による
細菌兵器開発と
現代の薬害事件、

などの
エピソードが
繋がらず、

見た人を
困惑させる。

どちらの話も
メインストリーム
となっており、

片方を主軸に
すべきだったのでは。

福士蒼汰が、
容疑者と恋仲になる

理由も
よくわからないし、

船に乗せる
ラストも
殺したいわけでなく、
意味不明。

毒のある役を
演じた

福士、エロい役の
松本と頑張ったのに
中途半端。

人間の狂気を
描くだけなら、

この程度の映画は
たくさんあるし、

そもそも
「湖の女」でないと

いけない理由も
わからない。

「海辺の女たち」
でも良さそう。

湖の美しい景色を
うまく使うとかも
無かった。

一方で
豪華出演陣で、

上述の
主演クラスに加え、

財前直見平田満
菅原大吉らも
参加。

さらに
三田佳子まで。

原作は
「悪人」「怒り」の
吉田修一。

監督は
「さよなら渓谷」
「MOTHER マザー」

「星の子」と筆者が
大変評価している
大森立嗣。

今回は脚本も
担当しており、

なぜ、こういう
作品になったのか
残念。

期待せずに
見てもらっても
いいが、

かなりモヤモヤ感が
残る。

原作者は
「海は眺めるものだが、
湖はこちらを見つめる」
と言っているが、

その差が
わかる方のみに
お薦めする。

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