映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「蛇の道」
(日仏ベルギー・ルクセンブルク合作)
2024年6月14日公開(113分)
黒沢清監督が
仏でセルフ・リメイク
した復讐サスペンス。
8歳の愛娘を
何者かに
惨殺された
父親アルベール
・バシュレ
(ダミアン・ボナール)は、
偶然知り合った
精神科医・新島小夜子
(柴咲コウ)の
助けを
借りながら、
犯人を
突き止めて
復讐を
果たすべく
殺意を
燃やしていた。
やがて2人は
とある財団の
関係者たちを
拉致し、
次第に真相が
明らかに
なっていくが。。。。。
哀川翔と香川照之の
傑作Vシネマ
(蛇の道、’98)は未見。
場所を
フランスにし、
哀川の役を
女性に入れ替えての
リメイク作品。
男の復讐を
手伝う謎の
女医を演じる
柴咲コウには
フランス語の
セリフも多く、
大変な役を
引き受けた。
おまけに
殺人シーンや
アクションもある。
死臭や
うんち臭が
しそうな現場を
舞台に話は
展開するが、
なぜ彼女が
バシュレを
助けるのか、
その背景が
明らかに
なっていく構成。
ちょっと
引き延ばしすぎで、
筆者も
しびれが
切れたが、
彼女がパリに
残った理由、
夫(青木崇高)が
東京にいる
理由などの
辻褄があっていく。
ただ、
西島秀俊の
駐在員役は
必要だったのか?
本当に毒を
盛られてないなら
不要だったような。
主演のダミアンは
「レ・ミゼラブル」
(2019年)に
出てた方で、
また、
黒沢監督の
「ゲデレオタイプの女」
に出てた
アミュー・アマルリックも
重要な役どころ。
パリらしい
空気感も出て、
悪くない作品だが、
レーティングを
Gから上げても、
もっと
ショッキングな
内容に
できたのでは
と感じる。
黒沢監督は
暴力は嫌いなのか
「クリーピー」
でも中途半端で、
当たりハズレが
結構ある監督
というのが
筆者の思うところ。
柴咲コウの
でかい目で、
にらまれると
「蛇ににらまれたカエル」
状況になるが、
その目が最後に
向けられるのが
誰かを知りたい方、
少女殺人の団体に
加担されている方には
特に
お薦めする作品。
バイオレンスは
抑えめの作品。
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