映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ロボット・ドリームズ」
(西・仏合作)
機内鑑賞
2024年11月8日公開(102分)
犬とロボットの
友情を、
セリフ無しで
画面だけで見せる
傑作アニメ。
1980年代。
ニューヨーク、
マンハッタン。
深い孤独を
抱える
ドッグは
自分の友人に
するために
ロボットを作り、
友情を深めていく。
夏になると
ドッグと
ロボットは
海水浴へ
出かけるが、
ロボットが
錆びついて
動けなく
なってしまう。
どうにか
ロボットを
修理しようとする
ドッグだったが、
海水浴場は
ロボットを
置いたまま
シーズンオフで
閉鎖され、
2人は
離ればなれに
なってしまう。。。。。
シンプルな絵で、
予告編では
分からなかった
2人の気持ちに
突き動かされる
アニメの秀作。
セリフが
全く無いのに、
同じ擬人系
動物たちを描く
「スートピア」より
はるかに出来が良い。
セリフの
代わりに
「September」や
当時のポップな音楽が、
なんども
違う形で流れる。
ガラスを通した
リフレクションが
多用され、
シンプルな
中にも、
豊かな表情を
見せてくれる。
花のミュージカル
・シーン、
鳥が巣をつくる話、
あひるの
お姉さんの優しさ、
釣られた
魚の悲しい目、
雪だるまと
ボーリングに
行ったり、
金属屋に売られ
スクラップになる
話など細かい
エピソードが
夢と交錯して、
ファンタジーと
現実を見せつける。
また、
NYの名所も
ふんだんに活用、
セントラルパークでの
凧揚げ、中華街、
ヤンキースタジアム、
アトランティック
・シティなど、
欧州作品とは
思えない。
特に、当時は
存在した
貿易センタービルは
何度も劇中に登場し、
NYの良き
日々を象徴
している。
しかし、
海水で錆て
動かなくなった
ロボットとは、
もう
会えないのかと
切ない場面も続き、
最期は新しい
PALロボットが
登場。
手をつないで、
花火を見る夢は、
ちょっと辛いが、
ロボットも
夢を見ることが
知りたい方、
42丁目に
Radioshockが
あったことを
知っている
NY通や、
独りぼっちには
耐えられない方、
チュパチャプスが
好きな方には
お薦めする
感動作。
カンヌで
高評価を得て、
24年の
米アカデミー賞
アニメ部門にも
ノミネート。
そりのシーンの
悪いアリクイの
チョロチョロ
出てくる舌(?)は
妙に印象に残った。
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