映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀`*)
「本心」
2024年11月8日公開(122分)
人間の本心を
切り取る
超近未来
SFの問題作。
2025年。
工場で働く
石川朔也
(池松壮亮)は、
同居する母
・秋子(田中裕子)から
「大切な話をしたい」
という電話を受けて
帰宅を急ぐが、
豪雨で氾濫する
川べりに立つ
母を助けようと
川に飛び込んで
昏睡状態に
陥ってしまう。
1年後に目を
覚ました彼は、
母が“自由死”を
選択して
他界したことを
知る。
勤務先の工場は
ロボット化の影響で
閉鎖しており、
朔也は
激変した世界に
戸惑いながらも、
カメラを搭載した
ゴーグルを装着して
遠く離れた
依頼主の
指示通りに動く
「リアル・アバター」の
仕事に就く。
ある日、
仮想空間上に
任意の“人間”を
つくる技術
「VF(バーチャル
・フィギュア)」の
存在を知った
朔也は、
母の本心を
知るため、
開発者の野崎
(妻夫木聡)に
母を作って
ほしいと依頼。
その一方で、
母の親友だった
という三好
(三吉彩花)が
台風被害で
避難所生活を
送っていると知り、
母のVFも交えて
一緒に暮らす
ことになるが。。。。。
「マチネの終わりに」
「ある男」の
原作者・平野啓一郎の
原作は未読。
サブタイトルには
SFと入れたが、
恋愛ドラマ、
分身(アバター)に
本心を語らせる
物語もあり、
いろんな要素が
詰め込まれている。
自由死については、
「PLAN75」にも
描かれた
尊厳死の
選択が可能な
時代であり、
一方で
テクノロジーが
進歩し、
死んだ人間を
ヴァーチャルに
よみがえらせる
ことができる。
車いすに乗る
イフィーこと
仲野太賀がうまい。
朔也の気持ちを
知りながら、
彼に間接的の
自分の告白をさせる。
朔也も本心とは
裏腹のことを言う。
韓国映画
「誰にでも秘密がある」
ではないが、
人は心の中に
いろんな面を
持っているから
人間なのだろう。
ただ、
「人を殺せ」的は
指示を
リアル・アバターには
できないはず。
これがOKなら闇バイトは
みんな使っちゃうね。
また、
三吉彩花が
本当に美しく
撮られている。
その驚きシーンに
本作の映画の
評価に狂いが
生じている。
それにしても、
原作者は
三好彩花という
一字違いの
名前をつけたのだろう。
共演は他に
水上恒司、綾野剛、
田中泯らと豪華
(窪田正孝は
どこにいた?)。
監督は「月」
「舟を編む」
などの
石井裕也。
ラストの
「大事な話」の
内容は、
本心と言えるのか、
知りたい方は
是非、劇場へ。
あまりの衝撃に
劇場を出たら、
よれよれだった。
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