映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀`*)
「十一人の賊軍」
(PG-12)
2024年11月1日公開(155分)
幕末最後の
戦いを描く
骨太時代劇。
1868年、
江戸幕府最後の
将軍・徳川慶喜を
擁する旧幕府軍と、
薩摩藩・長州藩を
中心とする
新政府軍(官軍)の
間で争われた
戊辰戦争。
そのさなか、
新政府軍と対立する
奥羽越列藩同盟に
加わっていた
新発田藩
(現在の新潟県
新発田市)で
繰り広げられた、
同盟への裏切りの
エピソードをもとに、
捕らえられていた
罪人たちが、
新発田藩の
命運を握る、
ある砦を守る
任に就き、
壮絶な戦いに
身を投じる姿を描く。。。。。
東京国際映画祭の
オープニングを
飾った作品は、
いろんな要素の
詰まった
エンタメ時代劇
(ちょっと血も
でますし、
残酷シーンもあり)。
主人公
(山田孝之)は
妻を新発田藩士に
寝取られ、
武士を殺害。
おのれの正義を
見つけられず、
藩への怒りで
罪人たちの
決死隊から
逃げ出そうとする。
一方で
仲野太賀扮する
藩士は家老の
言うことを信じ
罪人10人と
砦を守る。
そして11人目の
賊軍となる。
一番残酷な人間は、
その家老
(阿部サダヲ)で、
藩のために
何でもする政治家。
見どころは
「七人の侍」ばりの
迫力の戦闘シーン。
特に爆発シーンは、
劇場ならではの
轟音が響く。
また多勢に
無勢なので、
頭を使うしかなく、
知略を駆使
するのも爽快。
なんせ、
敵(官軍)との
間には深い川があり、
1本のつり橋しか
ないのも攻防の
みそとなる。
もうひとつの
見どころは、
仲野太賀の
初めてとは
思えない
殺陣シーン。
これに本山力の
本物の殺陣が
加わり、
じっくりと
チャンバラを
見せてくれる。
共演は他に
尾上右近、岡山天音、
野村周平、玉木宏、
西田尚美、木竜麻生らと
豪華。
監督は「孤狼の血」
「碁盤切り」の
白石和也。
安定の面白さを
引き出す。
また「エール」で
主人公の弟を
演じていた
佐久本宝も
印象的は役を
演じる。
恒に我々の
予想と違う方向
(しかも悪い方に)
に行く、
見ごたえ十分の
時代劇は
超お薦めです。
冒頭とラストシーンは
駆ける人の
足元のシーンで、
疾走感出てました。
まだまだ
面白い時代劇は
日本でも作れる
気概を感じた作品。
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