映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀｀*)
「新居浜ひかり物語
青いライオン」
2024年11月15日公開（80分）
自閉症児と
その親の成長の
感動作。
愛媛県新居浜市に
生まれた
石村嘉成さんは、
2歳の時に
自閉症と
診断された。
息子の将来を案じる
母・有希子
（小林章子）さんは
さまざまな施設を
調べては訪れ、
やがてある
療育者（檀ふみ）
と出会う。
その療育方針は
「知識ある愛」
をもって、
子どもを叱る
のではなく、
譲らない療育を
行き届かせる
というもの。
それは何も
特別なことではなく、
親として
当たり前の教育を
丁寧に施す
ということでもあった。
「その方針は信じられる」と
考えた有希子さんは
意を決し、
険しくも
愛に満ちた
療育の日々を
スタートさせるが。。。。。
実在の自閉症
アーティストである
石村さんと
その両親の葛藤、
成長をドラマ・パートと
ドキュメンタリー・パートの
両面から見せる
人間ドラマ。
特に、
特殊学級でなく
普通クラスに
一緒に通う母の愛、
それを許す
校長（竹下景子）や、
療育者との
出会いに、
お母さんの強い
意思を感じる。
しかしその母が
亡くなった後も、
大胆な色使いから、
画家を目指そうと
助言する
絵の先生と出会い、
アニマル画家の
道を切り開く。
好きな色は、
新居浜ブルーと
呼ばれる青で、
作品「青いライオン」は
力強くも優しい。
また、
26mの巨大画には、
多くの動物たちが
描かれ、
見る人を
驚かせる。
ドローンから
撮った新居浜の
美しい海と山、
母との思い出が
語られると
思わず涙が
出てくる。
石村さん本人も、
チョット舌ったらずだが、
素直で率直に
今を語る。
なんと主演の
小林章子さんは、
RSK山陽放送の
アナウンサー。
また、
監督の三好聡浩、
平松咲季も
同社のディレクター
とのことで、
RSK創立70周年の
記念作に
ふさわしい
手作り感のある
作品となった。
新居浜に行って、
石村さんの作品を
見たくなる
素晴らしいドラマは、
超お薦めです。
一部劇場で、
しかも1日1回
上映だが、
こういう良作を
見つけた時に、
映画を見てて
良かったと
強く感じる。
劇場は10名程度
だったが、
終了後に
拍手が起こった。
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