映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀`*)
「近江ミッション
願いと祈りと喜びと」
2025年1月10日公開(100分)
余命宣告を
受けた方々と
ホスピス医の
500日の記録。
滋賀県近江八幡市
にある
ヴォーリズ記念病院の
ホスピス
(緩和ケア病棟)を
題材に取り上げた、
2013年製作の
ドキュメンタリー
「いのちが
いちばん輝く日
あるホスピス
病棟の40日」
を手がけた
溝渕雅幸監督が、
再び同病院の
ホスピスを
取材して
完成させた本作。
コロナ禍を経て
社会や病院・医療を
取り巻く環境は
変容せざるを
得なかったが、
患者と家族の
願いと祈る心、
そしてそれに
応えようと
懸命に尽くす
医療者たちの姿は
変わっていなかった。
たとえ病の中に
あっても人には
願いがあり、
その願いが
かなうようにと
祈る人々がおり、
願いが叶えば
そこは喜びの
空間となる。。。。。
昨年末にたまたま
近江八幡市付近、
琵琶湖、比叡山を
観光していたので、
興味を引かれた
ドキュメンタリー作品。
美しい近江八幡の
四季と患者の
ターミナル・ケアを
担当する医師との
漫才のようなやりとり。
複数の患者さんは、
ほぼ寝たきりだが、
車いすで桜の花見に
連れだしたり、
最期は自宅を
希望する方は
自宅に返し
往診する。
何気ない
やりとりだが、
映像にする必要性が
十分にある。
それは、
TVでは見せられない、
人が亡くなるところや、
故人のご遺体も
出てくるから。
懸命に生きようと
「願う」人を
助けようとする
医師たちの
本物の現場を
見せられるシーンは、
非常に力強く、
残された家族らに
インパクトを
与えます。
患者の話の間には、
竜のお祭りや、
琵琶湖の
美しい朝日や湖面、
水郷の町のシーンが
散りばめられ、
心の平安を
呼び戻してくれる。
「願いは願うことでかなう」
という信念の元、
自分の最後も
こんな形だったら
いいなと想像してしまった。
公開劇場は少ないが、
人生の最後を
喜んで終わらせられる
方法もあることを
知りたい方、
家族が余命宣告を
受けた方など、
大変参考になる
作品なので、
ご覧ください。
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