「私たちが残したもの」のあらすじとネタバレ⁈人の一生は思い返せば10分なのかも。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀
`*)

「私たちが残したもの」

(韓国)短編
2023年公開(12分)

人の一生は思い返せば
10分なのかも。

韓国の都会にあるごく
普通のアパート。

その中にある日常的な物たち
(家具、食器、
カレンダーやケーキなど)が、

やがて主人公となり、
人生の物語を紡ぎ出す。

新居に移ったばかりの
ある夫婦。

やがて子供ができ、
愛情を注ぐが、
反抗期や受験が訪れ、

そして独立して、
また夫婦二人の生活が始まる。

しかし、
妻は病に侵され、
帰らぬ人に。。。。。

人物はラストの一瞬を除いて
全く出て来ない
ストップ・モーションアニメ。

食事が減ったり、
ケーキが切られたりで、
夕食なのか、

誕生会なのかを
想像させるアイデア作品。

食器が割れれば、
怒りであり、

救急車のサイレンが
聞こえれば、

病気になったことを暗示し、
人生を早送りで
見せてくれる。

人の一生なんて、振り返ると、
この映画のように
10分で収まるのではと
思ってしまう。

監督は
カム・ナンジン。

部屋の中をカメラが動き回り、
喜怒哀楽を見せてくれる
ジーンと心に染みる作品。

ただ、
さすがに韓国映画、

ラストの練炭自殺には
驚かされた。

息子からの電話で、
彼は思いとどまったと
思いたい。

原題は
「What we leave behind」。

人生の終末期に
近づいている方には
超お薦めの作品。

 

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