映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も、
ご参考までに(*´∀`*)
「少年と犬」
2025年3月20日公開(128分)
一匹の犬と
様々な問題を
抱える人々の
交流の物語。
震災から
半年後の
宮城県仙台市。
職を失った
青年・和正
(高橋文哉)は、
震災で飼い主を
亡くした犬の
多聞と出会う。
聡明な多聞は
和正とその家族
にとって大切な
存在となるが、
多聞は常に
西の方角を
気にしていた。
やがて家族を
助けるため
危険な仕事に
手を染めた
和正は事件に
巻き込まれ、
その混乱の中で
多聞は姿を
消してしまう。
時が流れ、
多聞は滋賀県で
暮らす女性
・美羽(西野七瀬)の
もとで過ごしていた。
悲しい秘密を
抱える美羽は、
多聞と過ごすことで
平和な日常を
取り戻していく。
そんな彼女の前に
多聞を追ってきた
和正が現れ、
2人と1匹の
新たな生活が
始まる。
傷ついた人々に
寄り添いながらも、
たった1匹で
西を目指して
歩く多聞には、
ある少年との
約束があった。。。。。
直木賞受賞の
馳星周原作を
「ラーゲリより愛をこめて」や
「64ロクヨン」の
瀬々敬久監督で
映画化。
子供と動物が
主人公では、
涙ながらにしか
見れないが、
さらに2つの
大地震がからみ、
悲惨すぎる
2人の人生が
オーバーラップする。
「ひとつだけでいいから、
良いことがしたい」
とつぶやく、
悪人には
なり切れなかった2人。
ただ、
シェパードは
物語の主人公ではなく、
2人の男女が
主人公であることが、
これまでの名作の
犬が旅する映画
(「星守る犬」、
「僕のワンダフルライフ」
「犬と私の10の約束」
「ハウ」
「マリと子犬の物語」など)
と異なる。
筆者的には、
犬や主人公に対する
災いで泣かせる
のではなく、
犬の感動シーンで
涙を誘う映画に
して欲しかった。
全体のトーンが
暗すぎ。
共演は伊藤健太郎、
伊原六花、柄本明、
斎藤工、江口のりこ、
渋川清彦、美保純、
一ノ瀬ワタル、宮内ひとみ
(旧、桜庭ななみ)
らと豪華。
歌の「琥珀」は
セカオワが歌っており、
こころに
響く良い曲。
震災を経験した方には
大変辛い作品だが、
犬好きの方には
お薦めしたい。
西野七瀬の
体当たり演技は
「孤狼の血2」同様に
素晴らしかった。
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