「かくかくしかじか」のあらすじとネタバレ⁈漫画家東村アキコの自伝的漫画を実写化。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「かくかくしかじか」

2025年5月16日公開(126分)

漫画家東村アキコの
自伝的漫画を実写化。

宮崎県に暮らす、
お調子者でぐうたらな
女子高生の林明子(永野芽衣)は、

幼い頃から漫画が大好きで、
将来は漫画家になりたい
という夢を抱いている。

その夢をかなえるべく
美大進学を志す明子は、

受験に備えて地元の
絵画教室に通うことになった。

そこで出会ったのが、
竹刀片手に怒号を飛ばす

スパルタ絵画教師の
日高先生(大泉洋)だった。

何があっても、
どんな状況でも、

生徒たちに描くことを
やめさせない日高。

一方の明子は、
次第に地元の宮崎では

漫画家になる夢を
かなえることはできないと
思うようになっていき、

日高とすれ違っていくが。。。。。

この映画を見る際に大きく
2つのバイアス(先入観)
がかかった。

ひとつは永野芽衣
不倫疑惑だが、

映画に罪はないので、
映画を見ないで批難している
連中はおかしいと考える。

もうひとつは、
宮崎出身の元農林大臣の発言。

宮崎県の人々の特徴が
映画冒頭で描かれ、

政治家が言うように
他県とは違うのかと
思ってしまう。

しかし、
その2点を考えずに、
単に映画として評価したい。

日高先生は、
昔よくいたタイプの先生で、

筆者も中学時代に
アイアンクローや胃袋掴みの
洗礼を浴びた。

また、
予告編で恩師が死ぬことは
予想された(喪服で明子が泣いている)ので、

ストーリーとしては
それほどでもない。

むしろ映画的に脚色して見せる
場面が欲しかったが、

ご本人が脚本にまで
口出ししたせいか、

事実ベースの話となり、
これならTVスペシャルでも行ける
レベルの作品となっている。

もちろん永野芽衣
演技力はさすがで、

大泉洋との丁々発止の
やりとりも面白いがそれまで。

先生が死ななくても涙を誘う、
そんな内容が欲しかった。

そういう意味では、
昨年の美大受験映画
「ブルーピリオド」や、

漫画家になる「ルックバック」は
秀逸な作品だった。

共演は、
三上愛神尾楓珠有田哲平
大森南朋MEGUMI斉藤由貴ら。

監督は
「地獄の花園」の関和亮。

「描けー!」という言葉が
頭に刷り込まれる作品は、

宮崎県の方、東村先生作品が
好きな方にはお薦めしたい。

もう一度言うが、
映画に罪はないので、

不倫騒動で見ないと
決めるのはおかしい。

こんなスパルタの先生がいたら、
今の子供たちはついて行くのか?
そんなことを考えながら見ていた。

それよりも
共通一次で使った

「タウンジング」という手法は
初めて聞いたが、おもしろそう。

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