映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「マーヴィーラン
伝説の勇者」
(インド)PG-12
2025年7月11日公開(161分)
悪徳悪徳政治家に挑む勇者の
アクション・ドラマ。
新聞の長期連載漫画「マーヴィーラン」の
作者である気弱な漫画家サティヤ
(シヴァカールティケーヤン)は、
気の強い母が起こす騒動を収めるのに
必死な毎日を送っている。
そんなある日、
彼らの住む地域が開発対象となり、
一家は立ち退きを余儀なくされる。
新たな住居として提供された
高層マンションに喜んでいたのも
束の間、
そこは
悪徳政治家ジェヤコディ一(ミシュキン)派が
仕切る手抜き工事で建てられた欠陥住宅だった。
勇気を振り絞って彼らに立ち向かう
サティヤだったが、返り討ちに遭ってしまう。
自らが描き続けてきた
「マーヴィーラン=偉大な勇者」と
自身とのギャップに絶望する
サティヤの耳元で勇壮な“声”が鳴り響き、
彼は真の「マーヴィーラン」として
巨悪に立ち向かう。。。。。
珍しい南インド・タミル語圏の作品。
もちろん「ムトゥ踊るマハラジャ」も
タミル映画だが、
その後は
際立ったヒットした作品は少ない。
ヘタレの主人公が神の声を聴いて覚醒し、
伝説の勇者となる物語だが、
面白いのは、
笑い話のような欠陥住宅。
簡単に穴は開くは、
階段の手すりや窓わくが外れるなど、
とても人が住める所ではない。
そしてクライマックスは、
アパート全体が倒壊するスペクタクルに。
前半のつまらないエピソードを取れば、
あと30分短くなって、
もっとエンタメ性が高まったと思える。
お決まりのキレキレのダンスシーンも
1回だけ。
共演は、
タミル語が読めずに騙される
補修人クマールにヨーギ・バーブ。
監督は
マドーン・アシュグイン。
建築関係の方、政治家の方には
是非見て頂きたい作品。
建築予算の半分を横取りしたら、
こんなアパートになるよね。
それにしても、
冒頭に実在の人物や政党に似ているのか、
あくまでフィクションであると
連呼してくるのも面白い。
今年のインド映画は数は多いが、
佳作止まりも多い。
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