「IMMACULATE 聖なる胎動」のあらすじとネタバレ⁈処女受胎を描く強烈なホラー。

2025年
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映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀
`*)

「IMMACULATE
聖なる胎動」

(米伊合作)
2025年7月18日公開(89分)

処女受胎を描く強烈なホラー。

イタリアの美しい田園地帯。

修道院で暮らしはじめた
敬虔な修道女セシリアは
シドニー・スウィー二ー)は、

処女であるにも関わらず
妊娠していることが判明する。

ショックを受けるセシリアだったが、
周囲の人々は彼女を
次の聖母マリアとして崇め、
妊娠を祝福する。

やがて、
赤いフードをかぶった謎の集団が
現れるようになり、

セシリアの周囲で修道女の
自殺や拷問など奇妙な出来事が続発。

身の危険を感じた彼女は、
外出を禁じる神父たちの目を盗んで
修道院から抜け出そうとするが。。。。。

オカルトかと思ったら、
まさかの科学的にキリストを
復活させる話とは。

その教会にはキリストの磔に
使われた鉄釘があり、

そこから採取したキリストの
DNAをつかって、

「ジュラシックパーク」のように
復活させようと人体実験をする。

その鉄釘が本物のキリストのものかも
わからないのに。

セシリアは子供の時に凍った湖に落ちたが、
生還した過去があり、

また
彼女のDNAタイプもわかっていたので、
アメリカからテデスキ神父に呼ばれたのだ。

同神父は遺伝子工学の研究者で、
女性を子供を産む器(Vessel)
としてしか考えていない。

これまでも何人もテストした
ような形跡も語られる。

実に恐ろしい設定で筆者には、
かなり堪えた。

実際に、生き埋め、
飛び降り、舌抜き、

妊婦のお腹にメスを入れるなど、
目をそむけたくなるシーンも多い。

米国ではR18なのに、
日本ではG。甘すぎる。

ラストは
「ローズマリーの赤ちゃん」を彷彿させるが、
その顛末はさらに恐ろしい。

主演のシドニーは、
「恋するプリテンダー」で
お馬鹿ムービー出たばかりだけに、

本作の主演と
プロデューサーとはびっくり。

監督はマイケル・モーハンは
シドニーと再度タッグを組んだ。

ただ、
オカルトの秀作「オーメン・ザ・ファースト」や
「サスペリア」との共通点も
多いことが指摘されており、

本作はオカルトではなく、
むしろSF的なホラー作品であり、
違うと反論できるだろう。

ただ、
処女受胎の細かな説明はなかったので、
各人想像するしかない。

キリスト教の根本を揺るがすような
アンチ・キリスト的な作品が見たい方、

立ったままの出産やゴア描写作品も
大丈夫な方にはお薦めする。

エンドタイトル時にかかる
「アベ・マリア」が、
とりわけ新鮮に聞こえる。

Immaculateとは
「無垢な、汚れていない」という意味。

怖いもの見たい方、
是非どうぞご覧ください。

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