映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ストレンジ・ダーリン」
(PG-12)
2025年7月11日公開(97分)
B級とは呼ばせない
スリラーの傑作。
アメリカの田舎町。
シリアルキラーによる連続殺人事件が
世間を震撼させるなか、
モーテルの前に1台の車が停まる。
そこには、
バーで知り合ったばかりの
1組の男女が乗っていた。
やがてその女“レディ”
(ウィラ・フィッツジェラルド)は
男“デーモン”(カイル・ガルナー)
に命を狙われ、
銃を持った彼から必死で逃げ惑うが。。。。。
6章のチャプターからなる作品を、
1→6で見せるのではなく、
3→5→1→6→2→4と
見せることで全く違った
映画になってしまう。
見せ方に騙される作品で、
これには、
スリラーやホラーの
巨匠スティーブン・キングも
絶賛したというから驚き。
しかも、
これが実話ベースとすると、
かなり凄まじい。
邦画の宣伝に
「あなたは絶対だまされる」
的な文句が良く出てくるが、
ああいう宣伝しているのは
つまらない作品が多く、
本作こそが、
絶対に騙されるシンプルなトリック作品。
改めてよくできていると感心した。
アメリカの大自然を見せておいての
血みどろな殺人。
ショッキングさは
計算済みなのだろう。
ただ、
彼女の幼児体験にも驚ろかされた。
主演は
「ジャック・リーチャー正義のアウトロー」の
フィッツジェラルド。
監督はS.キング作品の脚本も書く
J.T.モルナー。
ミステリーを見る時、
絶対に騙されないと思っていても
引っかかった作品は
超お薦めの傑作スリラー。
そういえば、昔、デジタルでない頃、
「追憶」(1973年)を見た際に、
フィルムの投影順を入れ間違えたと、
終映後に映画館の方が伝えにきた。
その回を見た人は無料になったが、
筆者はフィルム順が
入れ替わっていたことには
気づかなかった。
本作を見て、改めて順番入れ替えの
エピソードを思い出した。
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