映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「フォーチュンクッキー」
2025年6月27日公開（91分）
アフガニスタン難民の女性が
一歩を踏み出す
モノクロ・ドラマ。
カリフォルニア州フリーモントの
フォーチュンクッキー工場に
勤めるドニヤ（アナイタ・クリ・ダザ）は、
アパートと職場を往復するだけの
単調な日々を送っていた。
母国アフガニスタンの米軍基地で
通訳として働いていた彼女は、
そこでの経験から慢性的な
不眠症に悩まされている。
ある日、
フォーチュンクッキーに入れる
メッセージを書く仕事を
任されたドニヤは、
新たな出会いを求めて、
その中のひとつに自分の電話番号を
書いたメッセージを紛れ込ませる。
やがて彼女のもとに、
ある男性から会いたい
というメッセージが届く。。。。。
アフガニスタンから米軍が撤退し、
タリバン政権の迫害を免れるために
米国に協力していた人は、
移民として受け入れられた。
しかし、
祖国を捨て、異国で働く彼女には
辛い日々が続く。
そんな中で自分でチャンスを
掴もうとフォーチュンクッキーに
メッセージを入れる。
車で数時間のところまでドライブし、
自分の殻を破る。
きっかけまでが描かれるが、
きっとアメリカで幸せになっているだろう。
オフビートなトーンで
大きな盛り上がりはないが、
見終わった後、
心がほっこりするインディー作品。
ドライブ中はなぜか
ハワイアンの音楽で盛り上がり、
ラストの鹿の置物には笑わせられる
（なぜ鹿なのか、わからないが）
主演は
元アフガニスタン国営放送の
ジャーナリストで
映画初出演とは思えないダザ。
彼女自身の経験が映画に
行かされている。
共演は
「アイアンクロー」で4男を演じた
ジェレミー・アレン・ホワイト。
監督はイラン出身の
ババグ・シャラリ。サンダンス映画祭
他で高い評価を得た。
日本で発明され全米に広がった
フォーチュンクッキーの
作り方が知りたい方、
心に傷を持つも、
それを乗り越えようとする
女性をライトタッチで
描いた作品が見たい方、
決して重い作品ではないので、
気楽にどうぞ。
お薦めします。
「White Fang（白牙）」の
本を読んでる型にもお薦め。
なお
「フォーチュン・クッキー」
（2003年）のDisneyコメディは
「・」が間にあるかないかですが、
こちらもお薦めの作品なので、
配信で見てみて。
母娘が入れ替わるドタバタ喜劇。
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