映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ローズ家
崖っぷちの夫婦」
   (PG-12)
2025年10月24日公開(105分)
「ローズ家の戦争」を超過激に
リメイクしたブラック・コメデイ。
建築家のテオ(ベネディクト
・カンバーバッチ)と
料理家のアイヴィ
(オリビア・コールマン)は、

順調なキャリアや
かわいらしい子どもたち、
完璧な家庭生活に彩られ、
誰もがうらやむ理想的な夫婦だった。
ところがある時、テオの事業が
破綻したことをきっかけに、

2人の関係は
音を立てて崩れ始める。
心の奥底に秘めていた
競争心や不満が火を噴き、

最初は嫌味を言い合う
程度だった応酬が、
次第に口論、罵り合い、つかみ合い、
やがては銃まで持ち出す
事態へと発展する。

一度は愛を誓い合った
夫婦でありながら、
互いに一歩も引かず、
ありとあらゆる手段で
攻撃し合うことになった2人は、
文字通りの命懸けの
夫婦ゲンカを繰り広げていく。。。。。

1990年の「ローズ家の戦争」を見た時、
その過激さにハリウッド作品の
恐ろしさを憶えたが、
35年を経て、さらに過激になった。
舞台はアメリカだが、
夫婦は英国人という設定になり、
英国特有なのかわからないが、
チクチクとしたお下品ジョークが、

ギスギスした夫婦関係を
さらにぶっ壊すことになり、
カウンセラーをしても
「関係修復不可」の仲になる。
元はと言えば、嵐で
旦那が設計した博物館が倒壊し、

嵐のせいで妻の経営するカニ・レストランが
流行りのきっかけとなる皮肉。
そこで夫婦関係のバランスが壊れ、
不満のマグマが溜まっていく。
博物館崩壊のシーンは
流石のスペクタクルで、
映画ならではのもの。

その後、
旦那が設計した無駄にリッチな
豪邸を巡る所有権を争う泥沼離婚協議に。
妻の狂犬連れ弁護士に
なんとアリソン・ジャネイ。
夫の弁護士に
アンディ・サムバーグ。

その妻エイミーのケイト・マッキノンの
役どころも面白すぎる。
変な友人だらけに、
美味しく並ぶ料理の数々のコントラスト。
監督は
「ミート・ザ・ペアレンツ」
「オースティン・パワーズ」
シリーズのジェイ・ローチ。

痛快コメディを遥かに超え、
痛すぎる。
原作は
「The war of the Roses」と
中世イングランドの
「薔薇戦争」にひっかけている。

音楽は
オープニングとエンディングに
「Happy together」がかかるが、
見る前と見た後では、
全く違う楽曲に聞こえる不思議。

「オースティン・パワーズ」
のような超過激・お下品コメディの好きな方、
結婚に片目でなく、両目をつぶれる方、
夫婦で豪邸の所有権を
争っている方にはお薦めする。

ただ、
アレルギーで
エピペン取り上げはやり過ぎ。
しかし、
ゼンデイヤの契約サインには笑った!



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