映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ベイビーガール」
(PG-12)
2025年3月28日公開(114分)
A24がもろに
不倫を描く
エロチック・スリラー。
ニューヨークで
CEOとして
成功を収めた
ロミー(ニコール
・キッドマン)は、
舞台演出家の夫
ジェイコブ
(アントニオ・バンデラス)や
子どもたちに囲まれ、
誰もが羨むような
生活を送っていた。
ある時、
ロミーはインターンの
青年サミュエル
(ハリス・ディキンソン)から
目が離せなくなる。
サミュエルは
彼女の中に
眠っていた
欲望を見抜いて
挑発を仕掛けてくる。
行き過ぎた
駆け引きを
やめさせようと
サミュエルに
会いに行く
ロミーだったが、
逆に主導権を
握られ、
2人のパワーバランスは
逆転していく。。。。。
今、一番
タイムリーな
作品かもしれない。
某TV局の
パワハラ問題の中、
不適切な行為を
CEOがしているが、
それが何か悪いの?と
言わんばかりの作品。
とにかく、
N.キッドマンに
尽きる。
57歳としては、
大変美しいが、
映画の中でも
ボトックスを打ち、
さすがに歳は
隠せない状況。
「アイズ・ワイド
・シャット」(1999年)や
「虹蛇と眠る女」
(2015年)でも
晒した
美しい裸体を、
今回も披露。
これでPG-12とは、
とても
レーティングが甘い。
弱みを見せない
女性CEOが、
土下座して
若い青年に
頼み込むほど、
のめりこんで行き、
当然、それは
家族の知る
ところになる。
A24史上、
最高に挑発的
というように、
体は熱くなるし、
成功者のキャリアが
いつ壊れるのかという
ドキドキ感は
たまらない。
サミュエル役の
ディキンソンは
「逆転のトライアングル」
(2022年)の
演技も印象的だった。
一癖も二癖もある
役が多い
バンデラスは
いい親父を演じるし、
A24の
「Talk to me」に出た
ソフィー・ワイルドも
尊敬するCEOの
サクセス・ストーリーを
壊したくないが、
サミュエルとも
関係ある部下を
演じる。
また、
ユアン・マクレガーの
2女エスター・マクレガーも
娘役で出演。
監督は俳優出身の
ハリナ・ラインで、
女目線で、
エロチックな
世界を演出。
特に、彼女に
ミルクを
注文するところなんて。
不倫作品は
数あれど、
男性監督だったら、
女は家族を捨てて、
若い男と再婚して
ハッピーエンド
だったのかも。
そんなことはしない
A24作品の結末が
知りたい方は、
是非劇場へ。
「フィフティ・シェイズ」
シリーズ同様に
女性客が
結構多かった。
本作で
キッドマンは
ヴェネチア映画祭で
最優秀主演女優賞を受賞。
お薦めです。
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