映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「オールド・オーク」
(英仏ベルギー合作)
2026年4月24日公開(113分)
社会派の名匠
ケン・ローチ監督の
秀作人間ドラマ。
2016年、
イングランド北部にある
炭鉱の町で、

最後に残ったパブ
として住民たちから
親しまれる
「オールド・オーク」。
町が活気に
あふれていた時代から
約30年が過ぎ、
現在は厳しい状況に
陥っているが、

店主のTJ・バランタイン
(デイヴ・ターナー)は
試行錯誤しながら
経営を維持していた。
しかし町がシリア難民を
受け入れはじめたことで、

人々が安らぎを見いだす
場所だったはずのパブが、
居場所を争う場へと
変貌してしまう。
そんな店の先行きに
頭を抱えていたTJは、

カメラを携えた
シリアの女性ヤラ
(エブラ・マリ)と出会い、
思いがけず
友情を育んでいく。。。。。

元は炭鉱で栄えた町も、
今はさびれている。
世界中どこにでもある
古くて新しい問題を
テーマとしたが、

ケン・ローチ監督は
答えを出さず、
見る人に
考えさせることを選んだ。
どこの街にも
良い人がおり、
そうでない人もいる。

ただ、
カメラを壊したり、
犬を殺したり、
店を壊したりと、
ちょっとひどい連中が
多かった。

しかも、
シリアを追われた難民に、
自国に帰れと宣う。
本作は、まさに
「分断」を描いた作品で、

「わたしは、
ダニエル・ブレイク」
(2017年)や
「家族を想うとき」
(2019年)よりも
ユーモアの部分が少なく、

これで最後の作品に
なるかもしれない監督の
最後のメッセージ
「Charityでなく、
Solidarity(連帯)」が
描かれている。

それでも、
すこしだけ希望が
見える終わり方で、
夜21:35分の回にも
関わらず、
驚くほど観客が
入っていたのは、

監督の作品の
素晴らしさを知っている
人が多いからだろう。
今年89歳の監督だが、
1作でも多く
撮ってもらいたい。

「分断」が
叫ばれる現代だけに、
多くの人に
見てもらいたい
秀作としてお薦めしたい。

なお、
中東の「ありがとう」は
「シュクラン」と
何度も出てくる。
筆者も中東には
10回以上訪れたが、
本当に便利な言葉なので、
覚えておくと良い。


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