映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「生きる」
黒沢明監督(午前10時の映画祭)
1952年10月9日公開(143分)
国内外で高い評価を受けた
黒沢監督のヒューマン
・ドラマの代表作。
主人公(志村喬)は、
区役所の市民課長
(苦情窓口?)で、
毎日、ハンコを
つくだけが仕事。
30年間無遅刻
・無欠勤だが、
仕事への情熱もなく、
ただ
生きているだけ。
そんな彼が
胃がんにより、
余命が短い
ことを悟ると、
将来の不安から
無断欠勤し、
お金をおろして
遊びまくる。
しかし、
市役所をやめて
おもちゃの
会社に勤めた
女性に再開することで、
人生の意味を
再び感じ取ることに。。。。。
今では
当たり前だが、
時間を
フラッシュバックさせる
脚本の妙、
志村の演技に
引き込まれる。
「お役所仕事」
を痛烈に
批判するだけでなく、
家族の在り方や、
生きがいに
深く入り込む
テーマ性は今も不変。
ただ、
戦後すぐ(昭和27年)の
激動の時代を
現代の人に
理解させるのは、
やや難しく、
やや陳腐化した
ことはいなめない。
白黒映画ながら、
東宝創立20周年の
記念作品の
傑作を是非、
何かの機会に
御覧ください。
ラストの公園の
ブランコで歌う
「ゴンドラの唄」の
シーンはあまりに有名。
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