映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「永い言い訳」
2016年10月14日公開（124分）
「ゆれる」
「ディア・ドクター」の
西川美和監督が
自らの小説を
本木雅弘で映画化。
主人公は落ち目の
小説家・衣笠
（本木）で、
今はタレント業も
やっている。
妻（深津絵里）が
友人（堀内敬子）と
参加した
バス旅行で事故死。
世間的には
悲劇の夫を演じるが、
心から涙を
流せない。
一緒に亡くなった
友人の夫
（竹原ピストル）は、
正反対の性格を持った
トラックの運転手。
2人の子供を
かかえており、
衣笠は彼らの
生活を助けることで、
今まで感じなかった
何かに気付く。。。。。
西川監督の脚本は、
原作者だけに
練りに練った
ものだけに、
主人公らの
心の動きを
丁寧に描いている。
感情を時々
コントロール
できなくなる
主人公が、
最後に
妻への感謝を、
小説「永い言い訳」
を通して、
表現できるようになる。
本木に加えて、
竹原が抜群の存在感。
子役の2人も
素晴らしく、
静かな展開ながら、
何が起こるのかと
ドキドキさせられる。
心理描写を
描いた作品では、
最近では
一番の出来。
ちょい役の
黒木華や
池松壮亮もいい。
決して不倫の
言い訳を
教えてくれる
映画ではないので、
家族や夫婦を
考えたい方、
西川ファンの方には
超お薦めです。
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